02.投資方針

2024年の投資方針

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今年は元旦から大地震に見舞われるという波乱の幕開けとなりました。被災された北陸の皆様に対して心よりお見舞い申し上げます。翌2日には羽田で衝突事故が起きるなど、油断できない一年になりそうだと気を引き締めています。

こういう状況もあって年始は外出する気分にならず、自宅で「株式投資の未来」を読み直しながら今後の運用方針をどう修正すべきかを考えていました。今は年間不労所得800万円の達成を意識していますが、その後も長く続けていくであろう株式投資で、どういうスタンスを取るべきかの思索です。

一応、投資資産の純資産額は2億円を超えているものの、株価指数の上昇率よりも私の成績が優れているという事実はありません。つまり、ぐんぐん上がる株を見つける能力はゼロです。あったとしてもそれは偶然です。残念ですがこれは事実であり、今後もこれを踏まえてやっていくしかありません。

善後策として、また独立しており組織の力に頼れないという現状からも、確度の高いインカムゲインを増やしていくべきであり、これが現実的な選択肢です。この方向性に変化はなく、たぶんこれからも変わらないと思います。増配が期待できる高配当株を買っていくという方針も不変です。株式投資の未来においてD-I-V指針という戦略が示されていますが、この方針は「D」に相当します。

一方で、今後は海外で稼げる企業の株を重点的に買う方針にしました。ポートフォリオの国際化を加速していきます。海外で稼げるということは、それだけブランド力やノウハウがあるということで、増配継続の可能性も高いという見立てです。D-I-V指針のうち「I」をこれまで以上に重視します。

具体的には、外国株や海外売上比率の高い日本株を増やし、新NISAの積立枠を活用してインデックス投信を積極的に購入していきます。インデックス投信は「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」を選択し、今月から月25,000円の定期買い付けを行います。

一方で、いわゆる内需株のうち、ブランド力に乏しい会社、競争力が弱い会社、株主を軽視していると思われる会社への投資を減らします。単に配当が高いからという理由で、このような内需株を買うのは控えるつもりです。このカテゴリーは徐々に少数精鋭に絞られていくことになります。

なお、どんな株を買うにしても、指針の「V」に相当するバリュエーションは常に大事です。最近の株価上昇で高揚感もある株式市場に流されることなく、冷静な購入判断したいと思いますし、ここで投資の成否が決まると考えています。成長の罠に注意ですね。

ということで、本年もよろしくお願いいたします。

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