管理人からのメッセージ
習い事でも勉強でも仕事でも、効率的な攻略方法があります。これは投資も同じです。多くの人にとっては、確立された方法に従うのが最も手っ取り早いです。その考え方を支える知識や判断力を身につけるには、良質な本を読むことが一番です。
ここで紹介する本はどれも素晴らしく、お小遣いで買える値段なのに値千金です。そしてこれらの本は同時に保険でもあります。投資で失敗すれば相当な損失が出ますが、これらの本を読むことで不要なミスを避けられる可能性が上がるでしょう。興味のある本があれば、騙されたと思って読んでみてください。
今まで管理人が読んだ投資関連の本で、これはという本を厳選して紹介します。
投資初心者向け・・・投資とは何か
人生において「投資」をどう位置付けるか、自分はどう「投資」向き合っていくべきかという問題にヒントを与えてくれる本です。投資を検討したり始めたりした頃に読むのが一番効果的です。比較的読みやすく、敷居も低いです。
金持ち父さん貧乏父さん
昔に大流行した本ですが、語られている内容の輝きは失せていません。「お金に働いてもらう」という考え方を広めたこの本の功績は大きく、この本を読んで投資を始めたという人も少なくないはずです。
バビロンの大富豪
物語風に投資の重要さやコツを教えてくれる本です。結構前から外国で読み継がれてきた本らしく、類似の本が何冊も出ています。良書の証ですね。系統的には『金持ち父さん貧乏父さん』の先祖的な本です。
私の財産告白
明治時代に財を成した本多静六氏が晩年に書いた本です。留学先でドイツ人の恩師に「金がないと不自由するし理不尽な目にあうぞ」と言われたのを機に、倹約で作った資金で投資して財を築いていくという話です。昔の人ですが同じ日本人の経験談なので親近感があります。築いた財産の使い方も素晴らしく、私自身は資産の作り方よりも使い方について強い影響を受けています(毎年している寄付はこの本の影響です)。本多さんについて詳しく知りたくて、久喜市の記念館に2回も行ってしまいました。
投資初心者~中級者向け・・・戦略的に思考する
株式投資で一財産作るぞ!と決意した人に読んで欲しい本です。私は「株式投資ではテクニックよりも哲学や戦略が大事」という考えですが、ここで紹介する本は哲学や戦略を教えてくれます。株式投資をしていると時々暴落などに巻き込まれて精神的に追い詰められることがあります。その時にデータや理論の裏付けがあるかどうかが、冷静でいられるか取り乱すかの分かれ道になります。戦略を考えるというプロセスを省略すると、投資を軌道に乗せることが難しくなります。儲けたければしっかり勉強しましょう。
ちなみのこのカテゴリーで紹介した本は、それぞれ投資戦略が異なっています。まずは一通り読んで、最終的に自分に合うと思ったものを何度も読み返すのが良いでしょう。そうすると哲学と戦略が体に染み込んできます。
敗者のゲーム
基本的にはインデックス投資を推奨する内容で、実践的な投資の心構え的な内容も書かれており有益です。半日もあれば読み切れるボリュームなので、投資初心者向けでコスパも良いと思います。これで物足りないという方は、次で紹介する『ウォール街のランダムウォーカー』を読んでみてください。
ウォール街のランダムウォーカー
個別銘柄の分析が面倒、苦手であれば必然的にインデックス投資という選択肢が有力になりますが、インデックス投資をされている方で、この本をバイブルとしている方も多いと思います。ボリュームが凄いですが、クオリティも高いです。どちらかというと中級者向きで、自信のない方には同系列の「敗者のゲーム」をお勧めします。
株式投資の未来
管理人のイチオシです。現在の投資スタイルはここから拝借したもので、本のあちこちにメモやら赤線が入っています。この本を読んで人生が変わったといっても過言ではなく、効果から逆算すれば数百万円相当の価値があったと本気で思っています。投資スタイルの違いがあるので万人向けとは言えませんし、易々と読み切れる本でもありませんが、バリュー投資志向の方にはぜひ読んでほしいです。
賢明なる投資家・上下巻
米著名投資家バフェット氏の師匠に当たる人が書いた本で、バリュー投資本の元祖的な位置付けです。長年読み継がれているだけあって株式相場の本質に迫る話が多く「相場とは持続不可能な楽観主義と根拠のない悲観主義との間を永遠に行ったり来たりする振り子」「賢明な投資家とは、楽観主義者に売り、悲観主義者から買う現実主義者」「熱狂が素晴らしい結果を生むこともあるが大抵は破滅へと続く」あたりの格言的な話や、ミスターマーケットの話が印象的です。投資中級者向きでボリュームがありますが、得るものも多いです。
投資初心者~中級者向け・・・リスクに備える
大暴落1929
リーマンショックの直後に結構売れた本です。世界大恐慌の様子が書かれており、読むことで避難訓練、イメージトレーニングができます。こういう本を読んで知見を蓄えていれば、暴落時に冷静に対処できる可能性が高まります。いつかやってくるかもしれない大暴落に備えて、上げ相場が続いて気が緩んでいる時期にこそ読んでおくべきです。