02.投資方針

含み益が6,000万円を突破したが・・

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主力投資先の桧家HDの株価が続伸、先週末は2,474円で引けています。これを受けて私のポートフォリオの資産額も増加し、先週末の段階で含み益が6,000万円を突破しました。2013年5月の暴落の直前で4,000万円の含み益でしたから、当時よりも大幅に増えて過去最高レベルの含み益です。

投資家として資産が増えることは歓迎すべきことですが、一瞬嬉しいと感じた後には「税金どうしよう」という迷いがあっという間に嬉しさを掻き消してしまい、結局モヤモヤ感が残って気が重いというのが正直なところです。さすがに1,200万円の税金は生活実感からかけ離れ過ぎて恐ろしいの一言に尽きます。

しかし落ち着いて冷静に考えてみると、儲けの一部から税金を払うわけですから損をするわけではありません。また、一気に税金を支払う必要もないですし、極端に言えば死ぬまで利益確定しないという手もあるので、対応次第で精神的なダメージを減らすことも可能そうです。私のポートフォリオは歪んでいて桧家HDに比重が偏っており、含み益の8割は桧家HDによるものです。なので現実的には、いつどうやって、桧家HDの利益を確定させるかという問題に向き合う必要があります。

原点に戻って考えれば、私が株式投資をしているのは「自由に生きるための安定収入を確保する」ためで、雪だるま式に配当収入を増やしていくことを目指しています。譲渡益に課税されたとしても配当収入が減らなければ実害はありません。桧家HDを売って税金を払っても、残った資金を再投資して以前と同等かそれ以上の配当収入が得られれば問題ないわけです。取得原価(@738円)や新規投資時の配当利回り(3.5%以上)、現時点の桧家HDの配当(80円)を前提とすると、株価3,000円以上なら有利に乗り換えができる計算です。だだし、桧家HDは来年も増配が期待(100円配当もあるかなと思っています)できるので、そこまで織り込むと3,500円以上が利益確定ラインとなります。

もちろん、含み益は含み益にすぎませんから性急に動くつもりはないですし、桧家HDは割安さと成長性を兼ねそろえた希少な銘柄なので一気に全部売るつもりは毛頭ありません。むしろできるだけ長く、多く保有したいと思いますが、ポートフォリオの中でのバランスを考えれば少しずつ売却していくシナリオが現実的かもしれません。そのタイミングは、配当や乗り換え株の利回り水準を考慮して決定するつもりです。

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