02.投資方針

投資銘柄が増加中

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最近私のポートフォリオに入っている銘柄数が増えてきました。現在は国内株式だけで20銘柄ありまして、ETFや外国株までいれると30を超えています。

株式投資においては「分散投資」が基本とされています。投資先が増えるほど偶発的な事故の影響を軽減することができるので、私も分散投資に賛成です。しかし、銘柄数を増やしすぎるとモニタリングができなくなります。割り切ってインデックス投資という手段を選べばこのような悩みから解放されますが、個別銘柄を選別するのが投資の醍醐味と考えている私にはちょっと物足りません。個別株投資を行う場合、どこまでなら目が届くのでしょうか。

割と時間の制約が少ない私の場合ですが、四半期ごとの決算短信や説明会資料をそれなりにチェックしようとすると、投資先が10銘柄を超えてくるとチェックが手薄になるという感覚があります。10銘柄というのは少ないのでは?と思われるかもしれませんが、決算期が重なるとリリースもほぼ同時期になって手が回らなくなるのです。努力や情熱という要素もあるのでしょうが、目が届く範囲って意外と狭いように感じます。

分散投資と業績のモニタリングを両立しようと思えば、ある程度妥協が必要になります。例えば、主力投資先のみ重点的にチェックする、投資額が相対的に少ない銘柄のチェックは簡略化する、という傾斜配分的な対応が現実的だと思いますし、私も現在はこの考え方で対応しています。その前提で「決算をしっかりチェックする主力10銘柄+最低限のチェックしかしない非主力・優待銘柄20銘柄」という組み合わせを目指すのがよさそうだと考えています。国内の上場企業は3,600社以上もありますが、その1%にも目が届かないというところが悲しいです。ちなみに、決算書をチェックしてなくても株式投資はできますが、いざというとき決算書を読む力がないと致命傷を負いかねないので、私はトレーニングのつもりで決算書に目を通している次第です。

なお、個別外国株への投資は、言語や情報収集の壁があるので効率が悪いなと思っています。みっちり英語を勉強してどっぷり浸かってみるという選択肢もなくはないですが、私の仕事は英語との親和性が低いのでモチベーションが湧きません。私はお金持ちではなく「時間持ち」になりたいので、不必要に時間を消費することに強い抵抗があります。もちろん、外国への投資は継続するつもりですが、ETFや投資信託(確定拠出年金も含む)を利用したインデックス投資をメインにして効率の最大化に努め、遊びや勉強の意味でちょっとだけ個別株投資もやってみる、という投資スタイルを志向していくとになると思います。

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