02.投資方針

2021年の総括と今年の投資方針

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新年あけましておめでとうございます。年間不労所得600万円の達成に向けて今年も投資を続けていきますが、新年という事でまずは昨年を振り返り、それを踏まえて今年どう軌道修正すべきかを考えてみました。

2020年と比べれば、2021年は比較的平穏な市場環境であったというのが実感です。3月頃にやたらバリュー株が強かったことと、12月のオミクロン株警戒による急落が印象に残っていますが、本業が多忙だったこともあり他に何があったかよく覚えていません。

数値で検証すると、2020年に338万円減少した投資資産は一転して増加に転じ、2021年の1年間で1,695万円増加しました。2021年は株式売買の確定利益が29万円(実際の譲渡益のほか、NISAから特定口座への移管時に生じる評価替えのマイナスも考慮)、不労所得は477万円でした。 昨年もニューマネーをせっせと追加していますが、その額には自ずと限界もあります。したがって、資産増の主要因は含み益の増加と判断できます。決して立ち回りが上手かったというわけではなくて、よい場所に陣地を構えていたので恩恵があったのだと思います。株式市場から追い出されず土俵に残り、加えてそれなりの成果も上がりましたから、総括すれば2021年は幸運な年でした。投資成績の詳細にご興味のある方はこちらをご参照下さい。

さて、問題は今年どうやって相場に向き合っていくかです。これまでの試行錯誤の結果、高配当株や増配株に投資し、その配当でさらに株を買い増す戦略に十分な合理性があると実感していますが、これはブログで何度も引用している「株式投資の未来」に書かれている通りです。最近は米国の成長株に投資するのが流行っていますが、収入がいつ途絶えるか分からない零細企業主の私にとって、毎年相当の配当が入ってくる今の戦略は非常にありがたいのです。なので今年もこの戦略に変更はありません。

一方で、少し状況が変わってきたところもあります。年間不労所得600万円という目標ですが、目標というよりは予定になってきました。現在採用している戦略は投機性が薄いため、ある程度先の見通しを立てることが可能であり、もはや不労所得600万円を達成できるかどうかではなく、いつ到達するのかが問題になっています。恐らく来年、2023年の終わりには目標ラインに到達できるでしょう。

こうなると、目標到達後の配当の使い方も検討しておく必要があります。株式投資は楽しいので、目標達成後も配当を原資とした再投資を継続するつもりですが、それは配当をさらに増やすための投資というよりは、応援したい企業や伸びる企業の株を買うという要素が強まった投資になると思います。実は昨年投資を始めた無配株のプレミアムウォーターHDも、そんな視点から試験的に組み入れた株式です。プレミアムウォーターHDの代わりに高配当株を買っていれば、今頃年間不労所得は570万円前後になっており、今年中の目標達成も狙えたはずです。結果的に道草している形になっていますが、目標達成後を見据えてのテストだと思って許容しています。

ということで、目標達成後を見据えた試みを行いつつも、2023年中の目標達成を重要課題として今年も株式投資を続けていきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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