最近読んだ本の中で、取引コストがパフォーマンスを悪化させるとの記述がありました。
気になったので自分の過去の取引に関して調べてみました。
調査対象は売買手数料と信用取引の金利です。概算ですが結果は下記の通り。
2010年:23,000円(税金対策をして損益トントン)
2011年:27,000円(確定利益は60万円位)
今年は震災後に活発に取引したこともあり、半年も経過していないのに既に昨年より多くなっていました。
どれくらい儲けたかがより重要であることは確かです。しかし今の取引頻度を前提にすれば、損益の状態に関係なく上記コストが経常的に発生します。今年の確定利益とコストのバランスを見る限り、コストの水準は無視できません。
分析をすると、大きく儲かる取引は少数で、後はごく薄利な取引と損が出る取引の方が多数です。当たり前の話ですが、労力とリスク、コストを考えれば、勝てそうな時だけ取引するのが正解なのでしょう。
不要な取引は避けて、より落ち着いた取引スタイルを目指します。