世界的な株安で悲観的なムードが漂っている今日この頃。しかし自分でコントロールできない株価の動きに惑わされても何もメリットはありません。自分でコントロールできる範囲で冷静に対応して、嵐が過ぎ去るのを待つのが適切な対処方法と考えています。
ということで、少し気が早いのですが来年の投資計画を立案しました。まず、増配が期待できる高配当株をどんどん買っていくという基本戦略に変更はありません。この投資戦略は長期的なもので、どんな時でも継続することが一番大切なポイントだと考えていますし、株安局面はバーゲンセールみたいなものなので、ここで日和見するのは得策ではないと思うからです。
2019年に得られるであろう配当は額面で450万円、源泉徴収後で360万円ですが、確定申告で総合課税を選択することにより、2018年に支払った配当金と譲渡益の所得税源泉徴収額の大半が還付されるので、これを投資に回します。その額がおよそ70万円。ということで、360万円+70万円=430万円が2019年の投資予算となります。
このうち、イデコに約28万円、社会投資(寄付)に約12万円を回すほか、120万円を借入返済に充てるので、実質的な株式再投資の予算は270万円です。昨今は買いたい株が安くなって1単位30万円弱で買えるものが多いため、10単位前後購入することができるでしょう。ほぼ毎月欲しい株を買うことができます。私は以前から買い急いでしまう傾向があり、ここぞという時に資金が枯渇しているというパターンが多いので、来年以降は自制して毎月チビチビ買い付ける投資スタイルに移行していきます。
購入対象は日本株がメインとなり、既存保有株の買い増しが中心になると思います。 JTやSUBARU、ドコモ、KDDIを中心に買っていきたいと考えていますが、銀行株と総合商社株にも少し興味があります。総合商社には投資したことがないので、少し研究してみるつもりです。
イデコは現状維持です。毎月2万3千円拠出して先進国株ファンドをコツコツ買っていきます。純金積み立てをやめた代わりに、少額ですが外国株のインデックスファンドの買い付けを数年ぶりに復活させることを考えています。
2019年は厳しい一年になりそうな気がしますが、頼みの綱である配当が大きく減る可能性は低いと思っています。最低でも維持されるであろう配当を活用して、安くなった優良株を少しずつ買い集めることが来年のミッションで、中長期的に見ればよい種蒔きの時期となるでしょう。目先の株価の動きに惑わされず、やるべきことを粛々とこなしていくつもりです。