本日は東北電力の株主総会に出席しました。
東京から仙台まで新幹線での遠征ですが、期待の投資先なので去年に続いて行ってきました。場所は仙台市の電力ビル、午前10時スタートです。
会場ビル前では市民グループの株主の方と思われる人たちがビラを配っています。私はサラリーマン風の格好で通り過ぎたので、残念ながらビラを貰い損ねました。電力会社の株主は他社よりも年配の方が多く、アラフォーだと小僧レベルで株主には見えないのかも。。まだまだ貫禄が足りないということでしょう。
受付でお土産だけもらって帰る人もいますが、会場にはざっと1000人近くは来ていたように思います。
監査報告、事業報告と進みまして、いよいよメインイベント?の質疑応答です。事前に書面で質問状を寄せた人もいたようで、経営陣がテキパキと回答していきます。次に出席した株主の質問を受け付けるわけですが、質問者の過半は冒頭の市民グループの方のようです。質問者は10人ちょっと、予想通り原発に関する内容が多かったです。安全対策の内容を問うもの、そもそも事業として推進すべきでないなど、そんな意見や質問ですね。あとは仙台の近郊に変電所を建設中らしく、住民対応に納得がいかない!という話もありました。電磁波は大丈夫なのかとか、まあそういう話です。あとは発送電分離反対とかそういう意見もありましたが、復配したこともあり配当について質問は出ませんでした。
この時点で12時を過ぎていたと記憶しています。開始後2時間、お昼過ぎでそろそろお腹が減る時間です。原発に関する意見を、同じグループの方が続けるものですから、イライラする株主も出てきます。段々と「議事進行!」のヤジも多くなってきて、事業報告に関する質疑応答は終了となりました。
次に議題に関する説明があり、議題に関する質疑応答です。また質疑応答がある訳ですね。先ほどと同じような方々が同じような質問をするものですから、それに苦言するヤジも増えるわけです。お腹へったし、こういっては悪いのですが、話がくどいということで一層イライラするわけです。そんなこんなで「議事進行!」「議長、採決!」の声が多くなり、質疑終了で採決となりました。
市民グループ株主提案の定款変更、情報公開を求める議案はあっさりと否決されました。あながち悪い提案でもないと思うのですが、それまでの発言で大勢の株主の反感を買っている気がします。最後に閉会宣言と、新役員の紹介、退任役員の紹介がありました。退任される役員の一人は、料金値上手続きでもよく陣頭に立っていた方だと思います。youtubeで何度も拝見しました。大変お疲れ様でした。
また、新しい役員の方にも、山積する課題に頑張って取り組んでいただきたいと思います。そんなこんなで、すべて終わったのは午後1時ころでしょうか。通算3時間、シャンシャン総会の5倍の長さです。福島県南相馬市の松月堂という会社のお菓子をお土産に頂き、駅ビルで昼食を取って東京へ帰りました。
震災後3年経過ということもあってか、去年よりも落ち着いた総会だったと思います。以上、東北電力の株主総会の様子でした。