13.読書

「期待バブル崩壊」を読んでみた

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久しぶりの読書ネタです。

今回は、「期待バブル崩壊」を読んでみました。著者は野口悠紀雄氏、有名な方なのでご存知の方も多いでしょう。政権交代から1年半近くとなり、アベノミクスの行く末が気になっておりました。具体的にいうと、第三の矢といわれる成長戦略がパッとしない。
というか、今どうなっているのかよくわからない。私の属する業界は割と景気動向に敏感な業界なので、その辺は非常に気になるわけです。そんな時に手に取って読んだのがこの本です。

タイトルでお分かりのように、この本はアベノミクスには批判的です。ちょっと辛口すぎる気もするのですが、データに基づいた批判ではあります。著者の主張では、異次元の金融緩和政策で景気が良くなったと思われているが、それは事実と違うとのこと。金融政策は空回りしていて、景気浮揚の効果は公共事業と消費税増税前の駆け込み需要によるものだとの主張です。円安も世間で思われているほど効果がないそうな。。そして、増税後、公共事業剥落後の景気低迷を警告しています。

同意できない部分もありつつも、納得できる部分も多く、考えさせられる内容でした。個人投資家は、今後の株価の動きを考える意味でも、一読して損はないと思います。いま投資をするということは、大なり小なりアベノミクスに乗っかるということです。その本質がなんであるのか、知っていてマイナスになることはありません。というか、知らずに安易に乗っかるというのは危険です。遅まきながら、私も投資戦略を少し修正するかもしれません。

経済用語もそれなりに出てきますので、多少でも経済の知識がある方向けの本です。読書慣れした方であれば、1日か2日で読み切れる分量です。ご興味のある方には、一読をおススメします。

期待バブル崩壊――かりそめの経済効果が剥落するとき

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