私の株式ポートフォリオ、従来はほとんどが内需株でした。しかもヒノキヤグループ(既に上場廃止)を買いすぎて特定の銘柄に偏り過ぎているという問題があったのですが、ヤマダHDによるヒノキヤグループのTOBや、2017年以降の外需株や外国株の積極購入により、最近はだいぶバランスの悪さが改善されています。
例えば2016年末の日本株ポートフォリオをみるとほとんど全部が内需系という状態でした。直近の日本株ポートフォリオではJTを中心として外需株も多く、外国株やiDeCoまで含めて計算すると内需:外需=6:4 です(マイルールで海外売上比率が50%以上の会社を外需株としてカウント)。
これで最低限の是正はできたと考えていますが、今後はさらに一歩踏み込んで内需と外需が半々になるポートフォリオを目指します。内需株は他の内需株へ振り替えたり多少の買い増しにとどめて、外国で稼ぐ力のある日本企業の株式や外国株への投資を一層積極化する計画です。
ただし、外需株であれば何でもよいという訳ではなく、安定的によい配当が期待できる銘柄を選んで投資する大方針に変更はありません。また、外需であっても景気敏感株だらけにならないように注意するつもりです。過度に分散しすぎると管理やチェックが甘くなるので、国内外合わせて40銘柄以内で運用できればと思っています。世界の経済成長の恩恵にあずかるため、長期的にはもっと外需株を増やすかもしれません。その方が結果的に不労所得も安定するような気がします。