02.投資方針

株式購入の思考プロセス

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株を買うまでの思考プロセスは人それぞれで、絶対的に正しいものは存在しないと考えています。その上で「私の場合は。。」というお話を少し。

①そもそも、それが買いたい銘柄かどうか
「配当をどんどん増やしていく」という投資方針なので、基本的には増配している会社か配当を減らさない会社を選択します。配当の裏付けには安定した利益が必要なので、少なくとも直近の数年間の業績動向をチェックすることが必要だと思いますし、できるだけ利益の増減の背景まで把握するようにしています。それと長期投資になることが予想されるので、信用できる会社かどうかという点も大切だと思います。具体的には、業績予想が大きくぶれない、コミットしたことは守る、経営方針をコロコロ変えない、事業内容がうさん臭くない、といった点で信用できるかできるかを判断しますが、付き合ってみないと分からない部分もあるので、一気に大量購入はしない方針です。

②買いたい株価より下かどうか
買いたい銘柄を見つけたら、いくらで買いたいのかを考えます。「この銘柄なら3.5%の配当利回りは確保したいから予想配当50円から逆算して1,428円以下で買いたい」という思考プロセスです。ちなみに「今が1,600円だから1,500円で買いたい」という思考はしません。その考え方だと1,500円の妥当性を何ら検証していないことになるからです。それに加えて「1,428円という水準がPERやPBRの面で割高ではないか」という観点からもダブルチェックをかけています。自分の投資目線だといくらが妥当な購入水準かという話ですから、証券会社の目標株価がいくらだからとか、知り合いがそう言っていたからというのは理由にならないと思っています。「自分はこう思うから何円で買いたい」ということを明確にできるようになると投資の成功率がぐんとアップします。これができるかどうかが、投資でカモられるかカモられないかの境界線だと思います。自分のモノサシが大切ということですね。

③手垢が付きすぎていないか
最近は「イナゴタワー」という投資用語があるようです。SNS等で有名な投資家が特定の銘柄を煽ることによって、株価が急騰するという現象を指すようです。昔でいう仕手株みたいなものでしょうか。こういう株や、思惑が入りすぎている株は手を出さない主義です。意味不明なくらい割高なケースも多くバリュー投資系の投資家は手出し無用です。欲を出してミイラ取りがミイラになるパターンで小型株に多いです。

④タイミングはどうか
仮にまだ株価が下落しそうな不穏な雰囲気があっても、基本的には気にしません。自分が納得できる銘柄&株価であれば購入します。目先の株価が上がるか下がるかを正確に見抜くのは困難ですし、この段階に至るまでに良い銘柄であろうこと、お買い得な値段であろうことは検討済みなので、買う値段が底値でないにしてもお買い得であることに違いはないからです。明日は大バーゲンかもしれませんが、普通のバーゲンで十分です。ただし、私の場合はもっと下がればもっと買い増すという何段階もの購入ラインを設定できる資金があるからこそこのような買い方をしています。一回買って資金が尽きるような場合であれば、底を確かめてから慎重に買うのが良いと思います。そういう意味では、あまりにもロットが大きすぎる銘柄は、資金量の少ない投資家の投資対象にはふさわしくないと思います。

私の場合、投資済みの銘柄、投資前の銘柄を含めてある程度監視できそうな銘柄は最大で30銘柄です。上場銘柄の1%にも満たないのですが、範囲を限定してこそ投資先・投資候補先の業績や会社の信頼性チェックの精度が高まり、投資の成功率が上がると考えています。十分に考えてから買うと多少の下落で右往左往しなくて済みますし、結果として下手な損切りもしなくて済みます。

ちなみにこれらは私の投資スタイルには適している考えだとは思いますが、異なる投資スタイル(特に短期投資や勢いのある銘柄に飛び乗る投資)の場合には不向きな部分もあると思うので、ご自身の投資スタイルを十分に意識しながらお読みいただければと思います。

参考:株式売却の思考プロセス

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