2022年終わり頃から投資をしている住友林業の株主総会に行ってきました。買い増しを考えている銘柄なので、経営陣やその雰囲気を見て投資判断の材料にする目的です。
会場は千代田区大手町の経団連会館で、会場に来ていた株主は約100名です。定刻10時に開会、監査報告も簡略化されており、10時20分頃から質疑応答が始まりました。効率重視の社風があるように感じました。
発言者は12名、内容は多岐にわたりましたが、私が一番参考になったのは株主還元に関する問答です。住友林業は今回大幅に増配したのですが、その判断の背景には今回達成した純利益1,000億円の水準を維持できるという見立てがあるようで、その旨の説明もありました。とすれば、今回の高配当は一過性ではないと考えてよさそうです。これは何かの媒体で読んだ経営陣の説明と一致しており、今後も同水準の配当が期待できるでしょう。また、2030年頃までに利益を倍増させる構想もあり、実現できれば株価も大きく上がることでしょう。
質問への回答は、光吉社長が他の役員に振らず一人でテキパキと対応していました。うまく表現することができませんが、いかにも住友グループといった印象です。質疑応答は11時40分頃に打ち切られ、その後採決、散会となりました。
これなら投資しても大丈夫だろうという感触も得られたので、住友林業株の買い増しを進めていきます。