12.独立・ビジネス

気の進まない仕事の克服方法

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このブログは株式投資に関するテーマが中心ですが、私は専業投資家ではないので日中は本業に精を出しています。本当はあまり精を出さずにダラダラと仕事をしたいのですが、4月以降依頼が多くて会社員時代並みに忙しい今日この頃です。

会社員時代と違って、仕事に関する悩みや不満で人間関係に関するものは少ないのですが、時に「この仕事はやりたくないなあ」という仕事もあります。具体的には、難易度や面倒くささに見合わない報酬の仕事を受けてしまうとそう感じます。一人社長なので断ろうと思えばできなくはないですが、しがらみもゼロではないので断るに断れないケースがあり、そんな仕事を受けてしまうと悶々としてしまいます。一人で仕事をしているので苦労を分かち合ってくれる同僚もいません。

後ろ向きな気持ちで取り組む仕事は、苦痛でしかありません。そこで最近は嫌な仕事を受けてしまった場合、その仕事の中に何かしらのインセンティブを見つけて積極的に課題を克服するイメージで取り組むようにしています。例えば「この仕事は嫌だけれども、ここで自分の仕事ぶりを見せておけば今後おかしな報酬を提示してこないはず!」という感じで、少しこじつけ気味であっても自分を奮い立たせるようにしています。このやり方を覚えてからだいぶ前向きな姿勢で仕事と向き合えるようになりました。もしよい仕事をした後でも同じ条件のオファーがあれば、その時は丁重にお断りするだけです。

また、似たような方法ですが「これは仕事じゃなくて修行だ」と思うのも意外と効果的です。割に合わない仕事だとモチベーションが全然上がりませんが、これは仕事じゃなくて修行だ!と割り切ると不思議なことに後ろ向きな気持ちがなくなるのです。この方法は山本五十六の名言がヒントになりました。この名言はご存知の方もいらっしゃることでしょう。

苦しいこともあるだろう。
云い度いこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣き度いこともあるだろう。
これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。

人は人生の結構な割合を仕事に費やします。その膨大な時間を後ろ向きな気分で過ごすことは不幸なことです。人生の質を上げるためには、気分良く仕事をすることが不可欠です。ここで述べたことが、仕事で悩んでいる人の悩みの解決の一助になれば幸いです。

ちなみに上記の山本五十六の名言を少し変えるとこうなります。

苦しいこともあるだろう。
云い度いこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣き度いこともあるだろう。
これらをじつとこらえてゆくのが投資家の修行である。

最近は新興市場を中心に苦しい展開が続いていますが、粘り強い取り組みが必要だと思いますし、もっと言えば苦しい立場に追い込まれないように予め自分の投資方法を確立して有利な戦略や戦場を選定しておくこと、これが投資家として成功するカギのように思います。

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