今年から不労所得の一部を寄付することにしました。
まだ不労所得を増やしたいという欲望はありますが、お金を独り占めする行為はあまり褒められたものと思いません。むしろある程度富を蓄積した人には相応の義務が発生すると思っています。現時点で総資産は既に1億円を超えており、順調にいけば10年後には2億円くらいの資産になっているでしょうから、そろそろ私も義務を先送りせずに果たすべき時期に来ていると判断しました。ちょっと遅すぎるくらいかもしれません。義務の果たし方は色々あると思うのですが、あまり手間暇のかからない寄付が私向きかなと考えています。
とはいっても、恥ずかしながらこれまでは節税目的のふるさと納税が大半で、急に大きな予算があったとしても上手く消化できない懸念もあります。そこで節税目的の寄付とは別に、寄付が主目的(何か変な言い方ですが)の寄付の枠を設定し、寄付額を次の通りとします。
年間寄付額=前年不労所得の1%相当額
昨年の不労所得は289万円でしたので、端数処理をして今年は29,000円の寄付を実行します。ちなみに今年は1%相当額ですが、年々この割合を増やしていく構想です。
寄付をする先は勉強しながら選定していきますが、基本的には共感できる活動を行っている団体、過去に縁があってお世話になった地域等を中心に選んでいくつもりです。街頭募金は怪しげな団体もあり過去に嫌な思いをした経験があるため警戒しているのですが、信用できそうな場合には募金してみようかなと思っています。これを決めたのは先月でして、善は急げということで既に次の寄付を実施しました。
・日本赤十字の活動資金 10,000円(引き落としは年末、継続的に寄付する予定)
・出張先でやっていたあしなが基金の街頭募金 1,000円
・出張先で小学生がやっていた某街頭募金 200円
これまでいろんな人に親切にしてもらって現在の自分があるわけですが、その人たちに直接恩返しできないケースが少なくありません。自己満足的な要素があることを否定しませんし、情けは人のためならずという考えもあるのは事実ですが、それでも社会に恩返ししていくことが筋だと思っているので、細く長く続けていきたいと考えています。寄付はある意味で社会に対する投資でもあるので、これも投資家の醍醐味かもしれません。