02.投資方針

コロナショックと雑感

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今週もコロナやら原油暴落やらで株式市場は大混乱、恐怖指数はリーマンショック時に次ぐ水準まで悪化しました。投資家は寿命が縮む思いだったのではないでしょうか。本当に心臓に悪い投資環境です。

私のポートフォリオも酷い状態で、証券会社の画面を見るのが嫌になるくらいです。買いを入れるのも早すぎました。投資歴20年になるのにいつまで経っても上達しない自分に心底がっかりです。

しかし、気分が悪いながらも市場から退場させられず土俵に残っていられるのは素晴らしいことです。リスク対応力を上げるために昨年から日常的な信用取引の活用をやめましたが、これが吉と出ました。以前は暴落前から、あるいは暴落の初動で信用買いのポジションを膨らませて身動きができなくなることが何度もあったので、この点は進歩したと言えそうです。

暴落は気分が悪いですが、暴落によって投資家はより早く・効率的に資産を増やすことができます。株価が下落するほど配当は下落しませんから、配当を再投資に回すことで効率よく保有株式を増やすことができます。その結果、相場が底を打てば一気に資産が増えるという訳です。このへんの話はシーゲル博士の本に詳しいので、気になる方は読んでみてください。目先は厳しい状況が続くと思いますが、こらからしばらくは「仕込み」の場面です。嘘のように割安になった株がゴロゴロしていますが、やってくるであろう不景気の最中でも利益を維持できる株を選択しないといけません。普通の株を魅力的な値段で買うよりも、まあまあの値段で良いので魅力的な企業の株を買っていきたいです。

私は既に保有している株式の中で、JT、SUBARU、三菱商事、メガバンクの株を買い増ししていく方針で、これは以前と同様です。RDSBも増やしたいです。もうすぐJTとヒノキヤグループの配当が入ってきますが、この暴落で安くなったところを買えるのはラッキーです。

新規投資では、優待目的でオリックスに興味があり調査中です。投資というよりは応援という意味合いが強いですが、壱番屋も狙っています。また、値段次第ですが日本アクアや吉野家の買い戻しも検討中です。

投資家は心を折られたら負けです。いま為すべきことは、不可抗力な暴落を嘆くことではなく、できること・やるべきことをやって爪を研いでおくことだと思います。

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