17.雑感

桧家の株価

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相変わらず元気のない桧家の株価、見てしまうとやはりため息が出ます。
底がどこになるのか読めないのですが、少し考えてみたいと思います。

まずPERですが、今日の時点で5倍台です。この株と付き合って2年半になりますが、5倍以下なら大バーゲンセールの水準と思います。これより少し高いですが、この水準なら高い買い物ではないと考えます。

PBRは2倍を切っており、これも経験値的にはお買い得ラインに近いと思います。

こんな風に数値的には悪くないのに、ズルズルと下げる。投資家心理の冷え込み、損切と買い控えがこの現象をもたらしているんじゃないかなと。売り買いの需給のバランスが崩れているということなんでしょうね。

3月に開示された有価証券報告書を丁寧に読んでみました。
発行株式約1,350万株のうち、900万株近くは会社関係者・取引先の保有と思われます。この人たちは、そう頻繁に株式を売買しないので、あまり市場には出回らない株だと思います。残りの450万株が、一般の個人投資家等の保有分で、これが実際に市場で売買されているのかなと。じっとホールドしている人もいるので、潜在的な浮動株は多くて300万株程度ではないでしょうか。株価は3月初めのハンツマンとの提携を機に大きく動き始めました。3月以降、今日までの出来高は約370万株。想定した浮動株、これまでの出来高を見ると、相当株主の入れ替えも進んでいると思われます。

売り板は多くないのですが、システムトレードなのか次々に売り板が出てくることも多いです。今日も上の方の売り板はスカスカでしたが、そういう売り板が蓋のような状態になりました。会社関係以外の人で、10万株レベルの所有者は数名程度のようです。空売りはほとんどないみたいですし、現物の実弾が尽きれば売りも止まるでしょう。これ以上下で売っても、利益を出せる人は少ないような気もしますし。

どこが底かはわかりません。いつが底かもわかりません。ただ、私は下手に動かず、底入れを待とうと思います。「私の考える会社の潜在価値>株価」なので、今売るのは面白くないと考えているからです。

本当に難しい局面ですが、皆さんもそれぞれの環境や条件を熟慮の上、最善の選択をされることを切に願っております。頑張りましょう!

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