13.読書

「敗者のゲーム」を読んでみた

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今回はチャールズ・エリス著「敗者のゲーム」の日本語版(原著第5版)を読みました。

個人投資家に対してインデックス投資を勧めており、先日読んだウォール街のランダムウォーカーと重なる部分が多いです。比較すると、「敗者のゲーム」の方がシンプルな構成で、投資初心者はこちらの方が読みやすいと思います。分量も半日あれば読みきれる量でした。
著者は「いまや株式投資は積極的行動により勝ちを取りに行くゲームではなく、ミスを犯さないことによって結果的に生き残りを狙うゲームとなった」という趣旨のことを言っています。これが題名の由来みたいです。気になったり印象に残ったことは・・

・株式市場は百戦錬磨のプロが日々競争していて、プロであっても相手のプロを継続的に打ち負かすことは難しい
・だからプロの運用するファンドが、市場平均を常に上回ることは難しい
・投資とは娯楽ではない、責任である
・個人投資家は運用の目的を明確にして、プランをしっかり練るべきである
・一度しっかりしたプランを立てたら、日々の値動きに惑わされないようにすることが重要
・暴落時でも投売りしないような、強い心を持つ事が大切
・頭を使うよりも感情をコントロールするほうが難しいし重要
・結局、投資というのは市場との戦いというよりは自分との戦いであり、己を知ることが第一

当たり前ですが、目的が不明確で計画もあやふやであればよい結果は望めません。目的や計画に沿って運用を続けるというのは地味な作業です。毎日がワクワクするような時は、マーケットが加熱している時なのかも知れません。また、明日がどうなるのか分からない位に悲観する時は、相場は底に近い状態です。経験則的にこれは納得できることです。そんなときにもしっかり感情をコントロールすることの重要性を、著者は繰り返し説いています。

この本も個人投資家が読んでおくべきでしょう。投資を始めたばかりの方に、特にお勧めしたい本です。

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