できるだけ高値で株を売りたいと思っても、天井を見極めることはとても難しいです。でも長く投資をしていると、経験則的に「ここが売りかな」と感じる場面があります。
どういう時かというと、普段ないほどにウキウキ気分で株価チェックをしたり、株価の上がり具合を見て思わずスキップしたくなる(実際にすることもあります(笑))ような日が何日も続くような時です。こういう気分の時は短期的、中期的に株価がピークという例が多い気がします。
逆に、暴落で恐ろしくて株価チェックできないような時は買いですね。でも暴落の中で買うより、楽観の中で売る判断をする方がよっぽど難しいです。株の上手い人とそうでない人の違いは、感情コントロールができるかどうかという点に尽きるのではないでしょうか。
折しも日経平均は20年ぶりの高値圏にあります。もし市場全体が高揚感に包まれるような状態になったときこそ、絶好の売り場なのかもしれません。まだ大した高揚感はないと思っていますが、市場の雰囲気に飲み込まれないように気を付けようと思います。