6月開催の株主総会招集通知がポツポツと届き初めまして、兼松エンジニアリングからも封書が送られてきました。
200株しか投資していないし、高知での開催ということで議決権行使書に適当に丸を付けて返送しようとしていたら「株主提案」の賛否を問う項目があるではないですか!いかにもシャンシャン総会で終わりそうな地方メーカーに何が起きたのかと思い、書類に目を通してみました。
兼松エンジニアリングの筆頭株主は「扇港鋼業所」という法人で、発行株式の約10%を保有しています。この筆頭株主が「取締役の枠を増やしてうちの社長を役員に入れろ」という株主提案をしているようです。割と身内で固めてしまっている会社に刺激を与えてくれる可能性もありますし、単なる介入の可能性もあります。筆頭株主がどういう会社なのかよくわからいので、どうも判断できません。
恐らく今回の株主提案は否決されると思いますが、この後筆頭株主がさらに株を買い進むのか、あるいは売り払って撤退するのか、今後の展開が気になるところです。多分総会は欠席すると思いますが、フォローはしておくつもりです。