会社を辞めて数か月経ち、一応自営業と称しているものの、あまり仕事はない状況です。この状態って、実は私が目指していたセミリタイアに近いライフスタイルです。インカムゲインで生活費を賄えていないのでそこは未達成ですが、その他の要件は似ています。今日はそんな生活をしていて気が付いたことを書いてみます。
まず会社を辞めたことで、対人ストレスは激減しました。物わかりの悪い上司や理不尽な取引先との思い出も今は昔。何だか白髪が減ったような気もします。嫌な人たちと付き合わなくてよいというのは、私にとって非常に重要な要素です。これはセミリタイア希望の方の多くが望んでいることと思いますが、想像通りの結果となりました。
一方で、人と接する機会がめっきり減りました。私はそういうのが割と平気なんですが、ちょっとした無駄話をする相手がいないと時々寂しさも感じます。さびしがり屋の人は、安易に会社を辞めない方がいいかもしれません。
それと、会社を辞めると生活のリズムが大きく変化します。誰からも目標やノルマを与えられない反面、自分で明確な目標を決める必要があります。会社に行けば誰かに見られているので自制するものですが、一人になるとそれがなくなります。それなりに自制心や目標を持つことが、セミリタイア生活の中で必要になる気がします。
最近思うのはセミリタイアに向く人向かない人がいるのでは?ということです。ある意味、セミリタイアとは会社勤めから離れることです。会社を辞めて得られるもの、失うものを考えておくことは、セミリタイアを成功させる条件だと思います。就職活動の学生が自己分析を行うように、自己分析をしてセミリタイアが向いているかを考えましょう。セミリタイアには一定の資金は必要ですが、上記のような分析もまた不可欠だと思います。