フォルダを整理していたら、FP1級の勉強をしていた時のメモが出てきました。昨年9月に学科試験、今年2月に実技試験を受けて無事に合格できた訳ですが、受験者が少ないこともありググってもあまり情報がなく困惑した記憶があります。という訳で参考までに私の経験をまとめてみました。興味のない方は読み飛ばしてください。
①学科試験の対応
・平成26年4月下旬から勉強開始。テキストは2級受験時に使ったもの。過去問の基礎編をひたすら繰り返す。
・1ヶ月ほど勉強するが5月半ばに力尽き、その後はしばらくは試験勉強を中止。
・8月初めになりさすがに焦り始めて勉強再開。基礎編の内容を思い出しつつ、お盆ころからは応用編にチャレンジ。
・トータルの勉強時間は92時間でした。
・平成26年9月実施の試験を受験、200満点中155点で合格(合格ライン120点)
②学科試験の感想
2級に比べて知識がマニアックになりますが、勉強方法としては過去問をひたすら繰り返して解説を読み込む、というオーソドックスな方法で対応可能です。基礎編の方が選択式だけど難しいので、早めに勉強を始めるのがいいと思います。応用編はトレーニングという感じで、パターンがある程度決まっているので点数は取りやすいです。合格率が低くてビビりますが、しっかり勉強すれば合格できない試験ではありません。
③実技試験の対応
・平成27年1月、正月休み明けから勉強を始めるが、学科試験とは違う出題方式に焦る。。
・やはり過去問を題材に勉強を行う。論点抽出⇒対応策提示、ということを数年分の問題でやって頻出論点を把握。
・主要論点は40程度と記憶。あとは問題文に潜む論点を見つけて、ひも付けした対応策を提示するという感じでトレーニング。
・勉強時間の合計は42時間。
・平成27年2月の試験を受けて、200満点中132点で合格(合格ライン120点)
④実技試験の感想
実際に試験会場行くと、筆記試験とは全然違う重苦しい雰囲気に圧倒されます。頭で分かっていても口頭試験ではスラスラと答えられず、アウトプットの難しさを実感。勉強したことの半分程度しか吐き出せず、試験終了時は敗北感が凄くて「落ちたかも」と思いました。協力してくれる人がいれば試験官の役割をしてもらい、練習しておけば全然状況は違ってくると思います。勉強時間はギリギリという感じでした。
⑤まとめ
私は仕事でFP試験に被る分野を日常的に触っていますし、株式投資をやっているので金融の知識もそれなりにあります。また、筆記試験馴れしています。なので平均的な合格者からすると勉強時間は短い方だと思います。日常生活でFPの知識と接点が少ない場合は、上記よりも勉強時間を増やす必要があると思います。