02.投資方針

株式投資のリターンと投資詐欺

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ここ数日、ある芸能人の投資トラブルが話題になっています。いくら親しい人に勧誘されたからと言っても、大金を人に預ける感覚が全く理解できません。こういう怪しい話は割とあるので特に若い方には気を付けて頂きたいです。

投資というからには、投じた資金を将来回収しないといけません。いくら回収できるかは実際にやってみないと分かりませんが、私が参考にしている「株式投資の未来」には、米国での長期的な株式投資のリターンが年率6%台後半(インフレ調整後)と記載されています。米国と日本では国情が異なりますが、私にとっては違和感がない水準でして、そう感じる理由は10年以上継続保有している日本株のリターンが現にそれくらいあるからです。全ての銘柄で記録・計算をしているわけではないですが、長期保有している以下の3銘柄の複利利回り(IRR)は次の通りです。

2005年冬投資開始・・沖縄セルラー: 6.1%
2009年夏投資開始・・みずほリース: 12.0%
2011年春投資開始・・伊藤園優先株: 8.7%

リターンはいずれも税引後(申告不要制度選択時)で、今売却して譲渡税も払って得られるキャッシュから計算しています。みずほリースに関しては株主優待(図書カード・クオカード)も含めて計算しました。相場が混乱時に買ったみずほリースと伊藤園優先株の利回りが高いですが、買い時が微妙だった沖縄セルラーでも利回り6.1%を確保できています。利回りは配当の再投資を行わない前提であり、配当を再投資していればより高いリターンになっているはずですから、日本株でも年6%くらいの投資リターンは十分期待できると思っています。時間を味方にしてどんどん増やしていけるので私はこのリターンに満足しておりまして、他の投資対象にはさほど興味がありません。

株式市場には不正や粉飾といった危険もありますが、他の投資対象と比べて整備が進んでいます。登山に例えれば、危険が皆無ではないものの登山道は整備されており、一定の知識と装備をもって無謀な判断をしない限り遭難する危険は大きくありません。しかし上場株式ほど整備が進んだ投資対象は少ないのが実情で、登山道どころか獣道のようなルートしかない投資対象もあります。知識も装備もないのに怪しげな案内人を信じて獣道を進むって怖くないですか?ハイリターンな投資は大概ハイリスクですが、ハイリスクだからと言ってリターンが高いとは限りません。しっかり吟味してください。王道である株式投資のリターンがどれくらいなのか、興味を持っている投資対象は株式投資に比べてどんな特徴とリスクがあるのか、期待リターンはどれくらいか、その期待リターンに裏付けと持続可能性はあるのか、獣道を進むのならば最低限それくらいは検討が必要でしょう。

流行っているからとか、知り合いに勧められたからというのは、その投資を選ぶ理由にはなりません。投資は娯楽ではありません。真剣勝負ですから仕事以上に真面目に向き合ってください。感情コントロールも大切です。手っ取り早く楽に儲けたいという気持ちをどれだけ抑え込めるか、私はこれで投資の成績が決まると思っています。人に言われたことを鵜呑みにして感情のままに動く人は詐欺師にとって鴨であり、相場にとっては肥やしでしかないのです。

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