私が一人でやっている会社は9月が決算月ですが、普段からマメに記帳していることもあって数字がほぼ確定しています。
昨年度は売上が1,310万円(税別、以下同じ)、経常利益が約470万円、純利益が約360万円でしたが、今年度は売上が約2,040万円、経常利益が約770万円、当期純利益が約590万円でした。強いて個人の手取りに換算するとすれば1,200万円くらいでしょうか。予想外に仕事の依頼が増えて大忙しの一年でしたが、数字を見るとかなり頑張ったようです。この結果に関する感想は二つあります。
まず感想①ですが、幸いにも順調に数字が伸びているおかげで、俺もやればできじゃないかという自信が湧いてきました。これはメンタル的によいことですが、度を越して傲慢になると転落するのも早いので気を付けないといけません。商売においては運という要素が非常に重要ですが、威張ると運に逃げられる気がします。
感想②は、あまり儲かる商売ではないということです。食える商売ではありますが、濡れ手に粟という商売ではありません。これは業種や当社の人員構成を考えれば仕方のない話ですが、土日も相当仕事に充てた割には数字が少し寂しいです。一人でやって体を壊さずに稼げる売上の上限は2,500万円くらいかなと思います。天井はそう先ではなさそうです。
ともあれ、儲からないといっても食べていく分には十分稼げたので、自分自身では合格点だと思っています。新年度は少しギアを落としたいですが、今月も仕事の依頼が続いているので現実的には難しそうです。なので仕事をできるだけ効率化して、余暇に充てられる時間を捻りだすのが新年度の課題です。
なお、当期純利益に関しては一部を内部に留保しておくほかは、法人での株式投資と株主(=管理人)への配当に回す予定です。内部留保はほぼ十分な水準に達したため、今後は株式投資に資金を多く割いていきます。年300万円は株式投資に回せる見込みで、法人でも不労所得を確保していく計画です。

コメント
コメント一覧 (4件)
税金面を考えると配当ではなく役員報酬の増額の方が良いと思うのですが、
何か特別な理由があるのでしょうか?
また、以前の日記で所得税を大幅に節税したという記事をみたので
何か特別なテクニックがあればご教授頂きたいです(可能であれば)。
コメントありがとうございます。
確かに配当は法人の損金にできない点で不利ですが、役員報酬で支払うと社会保険料(法人負担分含む)がバカになりません。法人の所得が800万円以下であれば法人税も少ないので、配当で支払った方が手取りが多くなるケースもあり、私の場合はそれに該当します。社会保険料のうち半分は年金の支払いなので、これを資産とみれば役員報酬の方がいいかもしれませんが、私は何十年先の年金より目先のキャッシュが大事なので配当の方を好んでいます。配当の方が融通が利く(時期・額を自由に決められる)点も気に入っています。
節税ですが、これは総合課税制度をうまく利用している点が特徴です。大半の人は面倒だし制度も知らないのでそんなことをしないわけですが、私の場合は配当を総合課税で申告して毎年50万円くらい税金を浮かしています。あとは所得控除をフルに利用しています。
さっそくのご返信ありがとうございます!
法人の所得が800万以下で税率が低い場合に使える方法なのですね。確かに役員報酬を増やすと社会保険料の負担が大きくなるので、私も報酬額の設定に頭を悩ませています。1人法人だと会社のお金=自分のお金の感覚なのに、資金を移動するだけで税金をがっぽり取られるのが辛いですよね。
零細企業の節税策なのでちょっと恥ずかしいですが、開き直って活用しています(笑)。
お気持ちよく分かります。一人社長=株主だと実質的には全部社長の資金という感覚ですが、法人から個人に資金を移すと恐ろしくピンハネされてしまいます。配当で個人に流した資金を所得控除できる小規模企業共済とか確定拠出年金に回すと、個人で受け取った配当に課税されないのに配当控除は受けることができます。これだと個人法人トータルでピンハネを最小限(法人利益ベースでピンハネ率13%くらい)にできるので、ここをバランスさせると効率がよいですね。