本日は桧家HDの決算開示がありました。すでに概略については先週末にリリース済みで、特段驚くような内容ではありません。決算分析については時間のある休日にまとめて記事にするつもりですが、取りあえず感想です。
※良い点
・注文住宅事業の受注は苦戦したけどまずまず
・不動産事業も黒字化
・断熱材事業の成長性は損なわれたわけではなさそう
※悪い点
・注文住宅事業は利益率が悪化傾向
苦戦している同業他社も多い中、今回の数字は頑張った方だと思います。もちろん計画未達というのは残念ですが。。それと、業績開示と同時に中期経営計画なるものが発表されました。内容はともかく、個人的にはあまり賛同できません。
というのも、実は数年前にも同じような話があり、平成28年までの中期経営計画というものでした。前に立てた計画の期間が終わらないうちに、こっそり差し替えるとはどういうことでしょうか。環境が変化する中で計画を修正するのは当然のことです。でも、それならばしっかり説明したうえで堂々とやるべきです。こういう形で新しい計画を出されても、何かあれば反故にされる気がしてあまり信用できません。
新しい中期経営計画の流れの中で、今期の業績予想が逆算的に設定された気もします。今期は結構な増収増益の予想で期待したいのですが、どこまで信じてよいのやら。。儲ける自信があるなら増配予想としてもよいはずなのに、それもありません。今期の業績に関しては期待したいけれども疑心暗鬼、というのが今の心境です。
分析記事は近日中にアップする予定なのでお楽しみに。