半月ほど前に第三四半期の決算発表を行った桧家HD。業績予測を豪快に外してしまった私ですが、今度は懲りずに通期決算の予想をしてみたいと思います。大外れの前科がありますので、あまり当てにしてはいけませんよ(笑)
①第三四半期までのまとめ
売上高 前期比 17.7%増
営業利益 前期比 29.1%減
経常利益 前期比 25.2%減
純利益 前期比 31.1%減
まずはじめに、誰もが思うであろう「売上増えてるのに何で利益が減ってるの?」という疑問。売上が増えれば利益も増えてもいいはずですが、逆に減っているのはコストが増えているからです。売上を100としたとき、原価と販管費、営業利益の割合の推移(前期→今期)は下記のとおりです。
売上:100 → 100
原価:72.5 → 74.8
販管費:23.5 → 22.8
営業利益:3.9 → 2.4
販管費は下がっていますが、原価の増加がこれを帳消しにて利益を食いつぶしている様子。「原価の増加」が利益減少の原因と考えて間違いないでしょう。ここを念頭に置きながら、各事業の分析をしていきます。
(続く)