今日あたり怪しいなーとは思っていましたが、嫌な予感が的中です。桧家HDの下方修正の開示がありまして、残念ながら前期は計画未達です。
内容を見てみると、稼ぎ頭の日本アクアが足をひっぱった様子。これは意外でした。予想外の円安が大きく影響しているようです。逆に言えばそれ以外の部門では計画を達成したようです。ある意味増税後の環境下で健闘したといえるかもしれません。
ただし、昨年2月の説明会では、前記の計画は硬めの数字(主力の注文住宅事業)という話でした。ということは、会社計画通り着地=本音で考えていたより苦戦した、という可能性があります。
加えて頼みの断熱材が予想外に苦戦して下方修正という流れでしょうか。日本アクアに期待する投資家は多いと思いますが、今回の数字はその期待に応えられていません。投資家の失望売りで週明けの日本アクアの株価は厳しい展開が予想されます。
しかし日本アクアの売上は伸びており、私は売上げ拡大で利益も徐々に伸びると思います。過度に売り込まれる局面があれば、少し拾いたいと考えています。逆にあまり期待されていなかった桧家HDは、意外と堅調な動きになると予想します。配当利回りもそこそこなので、大きな下落はないんじゃないかなと。
取りあえずは週明けの決算の詳細待ちですね。丁寧な情報開示と増配を期待します。受注動向にも注目ですね。