04.業績モニタリング

桧家HD 平成26年12月期 第3四半期決算

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本日は桧家HDの決算発表がありました。

開示資料を一読しましたが、正直なところ好決算とは言える内容ではないと思います。ただ、長期の皆さんはご承知の通り、この会社は第4四半期で全てが決まるといっても過言ではないです。少し誇張して言えば、第3四半期までは決戦前の小競り合いのようなものです。なので、今回の決算が良くても悪くても、重要度はあまり高くはないと思います。と思いつつも、やはり今回の決算、がっかり感は残りました。前置きはこれ位にして、各事業に関してコメントしていきます。

①注文住宅事業
まず受注ですが、増税の影響も考慮すればそんなに悪くはないと思います。受注単価下落もグループ化した会社の事業内容を考えれば違和感はないです。販売棟数と販売高も、私の推測ではほぼ計画通りと思います。3Qの7~9月だけで見た場合、注文住宅事業の売上は約91億円で、利益4,500万円の赤字です。ここは頂けないですね。去年も四半期単位で赤字になったことがあり、その時よりはマシですが。次の決算で十分挽回可能な数字ですが、印象は悪いです。

②不動産事業
ここしばらく好調でしたが、今回は悪い内容でした。仕入は増えていますが、販売高が低く、約1億円の赤字が出ました。3Qまでの累計では辛うじて黒字で、前年比で見たら悪くないですが、急ブレーキです。原因が何かは分かりませんが、在庫がちゃんと捌けるか、次回決算に要注目です。

③断熱材事業
ここは子会社の日本アクアの領域ですが、上記2事業と比べるとよい内容ではあります。しかし、3Qに入ってから売上の伸びの割には利益が伸びていません。日本アクアの開示資料を見ると、円安や建設業の着工遅れなどが原因のようです。リフォーム事業の先行投資も原因かもしれません。立派に稼いでいることには違いないですが、投資家の期待する数字までは届いていないかも。過去にも何度かこういう局面はありつつ、何度も乗り越えてきた日本アクア、頑張ってほしいですね。株価は少し調整するかもしれません。

④介護保育事業
大きな変化はないようですが、赤字が続いています。売上がもう少し伸びれば黒字化すると思いますので、ここは事業拡大待ちですね。

⑤まとめ
3Q単体でみると、会社全体の売上は約151億円、営業利益はわずか2,700万円です。辛うじて子会社の日本アクアが支えた感じですが、本体の方は全然稼げませんでした。本来であれば、こういう時こそ事業の状況や見通しを詳しく書くべきですが、決算短信は淡白なものです。業績自体よりも、この辺の説明がタイムリーでも親切でもないのに不満を感じました。増税やら物価高で稼ぎやすい環境でない中、売上を伸ばすだけでも立派なことです。営業サイドの頑張りを無駄にしないよう、もっと積極的な情報発信をしてほしいですね。

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