今年から投資を始めたJTの決算をチェックしてみます。
減収減益決算です。売上高はマイナス5.2%とどれほどでもありませんが、利益が30%弱の減少となっています。
国内たばこ事業はジリ貧ですが、これは想定内のようです。前年に仮需があったらしく、それを考慮すればそれなりの数字かなと思います。海外たばこ事業は為替で苦戦しているようですが、為替の影響を控除すると前年と同水準の利益が確保できています。世界的にも逆境にある中、なかなか検討していると思います。医薬品事業は順調に成長していてよい感じです。
同時に開示された決算説明資料を見ると「予想通り・順調」という会社の見解が記載されています。確かに四半期進捗率は相応なので、狼狽する内容ではないかもしれません。今期が悪かったというより、前期が良すぎたという事情もありそうです。何だかんだで四半期で1,000億円もの純利益を稼いでるのも凄いです。
投資判断に変更はなく、3,700円以下での仕込みを狙っていきたいと思います。