12.独立・ビジネス

ビジネスの方向性について

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数日前から出張で那覇市に滞在しているのですが、ずっと天気が悪くホテル内で過ごす時間が多めです。普段過ごしている環境と違うので何か良いアイデアが浮かぶかも?と思い、自分のやっているビジネスの方向性を考えてみました。

まず私の中でのビジネスの位置づけを整理しておきます。7年か8年くらい前から「自由度が高くて自己決定権がある人生」と「精神的充足が得られる人生」を目標にしています。もう少し詳細に言うと、①自由度と自己決定権の追求、②公的な精神的充足、③私的な精神的充足(自由時間確保と安らぎ)の3つが私のテーマです。これらのテーマを達成するための主要ツールが「投資」と「ビジネス」です。

私が採用している配当逓増戦略が上手くいけば、①と③にプラスの効果が期待できます。②の公的な精神的充足とは、社会や取引先に対する貢献と依頼をこなしていくことによって満足感を得ることを念頭に置いたもので、投資では実現できないので「ビジネス」を通じて実現していく考えです。私が完全リタイアではなく、セミリタイアを志向している理由はここにあります。

ビジネスは②をクリアするために必須のツールですが、一方で業務内容によっては自由度が制約されて自由時間も減るという副作用もあります。大きく儲けたいとか会社を大きくしたいとか、そういう目的があって独立する人も多いですが、私の場合は高い自由度を得るために独立しました(詳細はこちら)。なので会社を大きくしたいとか大儲けしたいという気持ちがゼロに近く、関心はいかに高い自由度を維持していくかという点に尽きます。具体的には、取引先に過度に振り回される仕事を避ける、仕事を効率的にこなして自由時間を捻出する、今後は自分の安売りを避けて報酬単価を上げていく(そうすればより短時間で以前と同水準の報酬を得られる、主目標は時間の捻出)という課題を解決していくことが必要そうです。

私の「ビジネス」は、とある資格稼業で、世間的では士業と呼ばれることもあります。資格を活かした本来業務と、これまでの経験や周辺分野の知識を活用したコンサル的な副業の二本立てで、概ね本業:副業=3:2という時間配分です。本業は基本的に単発の依頼ですが、リピーターから継続的に依頼が入るケースが多いです。大数の法則で考えて20人のファン(何かあったときに真っ先に私のことを思い出して連絡してくれる人)を作れば、ある程度安定的な売り上げを確保できると考えています。現状の時間単価は、移動や準備時間を除いた場合で@14,000円位です。これを@17,500円まで高めていくべく、適切な報酬設定と作業効率化を進めていくことにしました。もちろん、お客さんに満足してもらえる仕事を提供していくことが大前提です。

副業は業務委託契約を締結して月額何万円で所定の作業を引き受ける、という形式が多いです。独立当初は週1日の割り当てに対して月10万円のフィー設定でしたが、ちょっと安すぎたので現状は月20万円までアップしています。最近では切り売りする時間も少なくなったので、今後の契約は月25万の設定に値上げしていきます。案件によってはこれに加えてインセンティブフィーも期待できます。

まとめると、次のような事業予算となります。
本業:@1万7500円×8時間×週3日×4週間×12ヶ月×稼働率40%(依頼がない時期や準備時間を考慮)≒806万円
副業:週1日当たり25万円×週2日×12ヶ月×1.2倍(インセンティブフィーの期待値)≒720万円
合計:1,526万円(売上)

実際にはもっと少ない売り上げ、例えば1,000万円程度でも十分に生活はできるので、1,500万円稼ぐつもりで1,200万円稼げれば十分だと考えています。いずれ投資の利益が増えてくるので、結果的にもっと少ない売り上げでも生活できると思います。本業のアイドリング時間を考えれば、実質的に週4日労働=週休3日、自由時間を確保するというテーマも達成できそうです。

今はまだ絵に描いた餅に過ぎませんが、投資とビジネスをうまく展開して、数年の内にテーマを達成していきたいと考えています。

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