04.業績モニタリング

桧家HD 平成25年12月期 第3四半期決算

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本日は桧家HDの決算発表でした。

昨日の記事で結構な好決算を予想していたのですが、気持ち良いくらい豪快に外してしまいました。恥ずかしい。。

私は以前、3Q決算に関する予測の記事を書いています。その記事で「最悪のケース」では営業利益9億程度と書きましたが、結果としてはこの数字に近い結果でした。敗戦の弁は改めて書こうと思いますが、取りあえず決算を概観します。

①全社
売上の伸びは良いのですが、原価率が高止まりしている印象。不動産事業の影響でしょうか?大量出店の時期は過ぎたと思うのですが、販管費率が下がっていません。なんでだろ。未成工事受入金は100億越えで、過去最高水準。好調な受注の裏付け。

②注文住宅事業
3Q単独での販売は367棟。私は500棟と予測していましたが、この差が予想利益との差の原因です。受注棟数の割には販売棟数が伸びてません。4Qでドドーンと伸びるのかな?以前はここが稼ぎ頭でしたが、最近は利益額からみると元気がない感じ。利益率も微妙です。消費税前の駆け込み需要で受注は前年比40%ほど増加で順調。

③不動産事業
相変わらず赤字です。滞留在庫を処分したという話もありましたが、数字を見る限り劇的な効果はない印象。在庫が80億あって売上20億ということは、在庫を売るまでに1年くらいかかる計算。。まだ膿を出し切れてない可能性もあるかもしれません。

④断熱材事業
絶好調。ここは当面心配は不要ではないでしょうか。四半期ベースの売上は過去最高で、営業利益も最高水準。

取りあえずはこんな感じでしょうか?前回決算より悪化しているわけではないのですが、正直サプライズも感じられません。私はサプライズありと予測していたので、そういう意味ではちょっと残念でした。

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