9桧家HDの株主総会に参加してきました。
場所は昨年と同じ東京駅近くの貸会議室、参加人数は100名弱くらいです。会場のスタッフ社員の方は、数年前はいかにも体育会系という方が目立ちましたが、最近はそうでない人が多くなりました。営業部門の人を動員せずとも人員が確保出来るくらい会社が大きくなったということかもしれません。定刻10時にスタートして11時20分頃に終了しました。7人か8人くらいの方が質問していましたが、その中で重要だなと思ったやり取りは次の通りです。
Q 配当性向の目安はどう考えているか。
A 事業環境にもよるが、30%を目安としている
Q 東証二部上場の審査で苦労したポイントは何か。
A M&Aで新しくグループ入りした会社もあり、内部統制やガバナンス等の構築が大変だった。
Q 東証一部へ行くプロセスについてどう考えているか。
A 東証一部行きの意思はあり、東証の昇格基準を満たさなければならない。1年間は東証二部に留まる必要もあり、時期については何とも言えない。
Q (外部取締役に対して)桧家HDの良い点と課題をどう認識しているか。
A 良い点は取締役会が自由闊達な雰囲気であること、課題は多数の会社や部署をまとめていくガバナンスの構築。
Q 絶空調の売れ行きはどうか。
A 反響はあると感じているが、数字については次回の決算で言及したい。
東証一部に行きたいという方向性が確認できたのが一番の収穫です。ルール上当面は二部にいる必要がありますが、その間に昇格への布石を打ちだしてくるものと予測します。まだ東証に上場したばかりですが、出来高が少なめなので今年の後半に株式分割を行うかもしれませんね。東証二部上場で記念配当が出ますから、東証一部上場の記念配当も期待できます。来年春に東証一部上場、ちょうど設立30年ですし記念配当付で配当90円、株価3,000円。。そんな皮算用をしつつ、お土産に京都の鶴屋吉信の和菓子を頂いて会場を後にしました。