05.株主総会・説明会

ヒノキヤグループ株主総会(平成30年以降)

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このページではヒノキヤグループ(旧桧家HD)の株主総会の記事を時系列的に集約します。総会の内容や質疑応答、雰囲気やお土産などをまとめています。

ヒノキヤグループ 第33期定時株主総会(2021年3月26日)

あまり来てくれるな、と招集通知に書いてありますが、へそ曲がりなので気にせずに株主総会に行ってきました。会場は例年と同じく東京駅の隣のビルの貸し会議室です。

100席弱の椅子が用意されていましたが、出席株主は10人ちょっとで役員や会社スタッフの方が多いという状況でした。創業者の会長さんが引退ということで何か一言挨拶があるかもと期待していたのですが、体調不良で欠席とのことでした。闘病でもされているのでしょうか。

定刻の10時に始まった総会は、質問する株主がいなかったこともあり10時25分には散会となりました。このようなご時世なので、こんな形の株主総会になるのは仕方のないことです。しかし過去に多くの株主総会に参加してきた総会マニアの私からすると、盛り上げに欠ける寂しい総会でした。

ヒノキヤグループのことを念頭に置いた話ではありませんが、こういう総会が普通になると、ダメな経営者を嗅ぎ分ける機会が減りますし、いずれガバナンス上の問題も出てくるような気がします。「感染リスクがあるから会場に来ないでくれ」というのなら、費用を投じてもライブ配信を導入すべきだと思います。

ヒノキヤグループ 第32期定時株主総会(2020年3月27日)

今年もヒノキヤグループの株主総会に参加しました。会場は昨年と同じで、東京駅の隣のビルです。

新型コロナの影響なのか出席した株主は少なく、だいたい25人くらいでしょうか。取引先の株主っぽい方もいたので、一般の株主は20人いたかどうか。。

定刻10時スタートで、監査報告と事業報告の後に質疑応答となりましたが、発言者はなく、そのまま採決して10時25分くらいには閉会しました。今まで参加してきた総会の中でトップクラスのスピード総会で、正直ちょっと物足りませんでした。新型コロナの影響もあると思うのですが、株価が低迷していると総会も盛り上がりませんね。

当社を念頭に置いた話ではなく一般論ですが、株主が応援したり時に厳しい意見を言うのは会社に対して期待しているからで、それがないというのは株主にすら期待されていないということだと思います。時々全く盛り上がらない総会に参加することもありますが、だいたいそういう会社って業績が芳しくなく、改善の兆しも微妙です。

経験上、株主の期待の度合いは出席株主数や質問数・質問内容に比例しているように思います。楽な総会は経営陣にとって助かる面もあると思いますが、そこに危機感を感じられる経営者にかじ取りをして欲しいです。株主にすら期待されない会社が世間に期待されるとは思えませんし。

ともあれ来年は良い意味で盛り上がる株主総会になるよう、ヒノキヤグループの経営陣にはがんばって欲しいです。なお、お土産はありませんでした(昨年廃止)。

ヒノキヤグループ 第31期定期株主総会(平成31年3月28日)

平成31年の総会は、昨年と同じ東京駅横のビルで開催されました。定刻10時のスタートで出席した株主は50人程度です。お土産廃止の影響なのかどうかわかりませんが、これまでの総会と比べて明らかに空席が目立ちます。

4名の株主が発言しまして、そのやり取りを聞いていましたが、興味を持った部分は以下の通りです。

※数年前からベトナム人を主体とした技能実習生を受けて入れ、現在は50人くらいる。数か月すると現場でも戦力になっている。これとは別に日本人大工の社内育成にも着手し、現在は数名を育てている。

※他社比較で営業マンの質はどうかという点については、売れる売れないが決まる部分での営業マンの存在感は大きいと考えており、社長の感覚としては以前よりレベルが上がっているという認識。コミュニケーションが大事なので、ラインを使って顧客との連絡を密にするなどして注意しているとのこと。

※中期経営計画について、経営陣は目標数字がチャレンジングな水準と考えているが、いろんな資源を活用して目標達成を目指したいと考えている様子。

※昨年実施した住宅子会社の統合については、今年に入ったくらいから徐々に効果が感じられるようになってきている。

※介護事業は単独でみると苦戦しているが、建築分野とのシナジーで稼いでいくイメージとのこと。

その他は特に波乱もなく、11時過ぎには散会となりました。以上レポートでした。

桧家HD 第30期定期株主総会(平成30年3月28日)

昨日のJTに続き、本日は桧家HDの株主総会に出席しました。

場所は昨年と同じで東京駅直結のビル、定刻10時からのスタートです。今年は東証一部に昇格したから盛況かなと思いきや、用意された約200席のうち埋まっていたのは80席くらいで例年並みの参加者のようでした。

監査報告、事業報告、議案説明の後に質疑応答に入りまして、延べ10人くらいの株主が発言しました。私が興味深いと感じたQAは次の通りです。

Q:1億円くらいの特損の内容は?
A:30%ほど出資している介護会社で借入返済のリスケを実施したため保守的な観点から損失計上

Q:海外事業について
A:ベトナムの子会社を足場に、現地企業と組んでレスコハウスを売り込む構想

Q:株主優待を始める予定はないか
A:株主全員が満足する優待の設定は困難、配当での還元が一番で株主優待は考えていない

Q:ホステル展開の未投資について
A:具体的な話も始まりつつあるが5年以内には一定の形にして利益も出せるようにしたい

Q:断熱材の原料高騰の背景について
A:供給シェア30%の工場がトラブルで操業中止、急遽他社から仕入れて高くついた、今月以降徐々に正常化の見通し

Q:昨年取得した自社株の使い道について
A:将来のM&Aで活用する可能性も考え、当面は現状維持のままとしたい

質疑応答は1時間くらい続き、質問がなくなったところで採決、散会となりました。結局終わったのは11時半頃で、鶴屋吉信のお菓子をお土産で頂き会場を後にしました。

今後の一層の業容拡大が楽しみです。

過去の株主総会(桧家HD:第25期~第29期 )

桧家HD 第29期定期株主総会(平成29年3月)の様子
桧家HD 第28期定期株主総会(平成28年3月)の様子
桧家HD 第27期定期株主総会(平成27年3月)の様子
桧家HD 第26期定期株主総会(平成26年3月)の様子
桧家HD 第25期定期株主総会(平成25年3月)の様子

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