04.業績モニタリング

桧家HDの3Q決算を予想してみた

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少しですが、本日また買い増しをした桧家HD。どちらかというと、数か月の保有期間を想定しています。といいつつ、いつも売らずに持っているわけですが。。桧家の3Q決算がどんな数字になるか予測してみました。私の勝手な予測なので、話半分程度に読んでいただければと思います。

①注文住宅事業
この部門は一気に息を吹き返すと予測。根拠は受注状況です。
過去の傾向からみると、販売は500棟位でしょうか。
売上は100億で、推定原価率72%、販管費20億として営業利益8億円。

②不動産事業
ここは数字を読むのが難しいです。
取りあえず、直近実績を参考に、5千万の赤字としておきます。

③断熱材事業
ここは好調な部門です。
今年のトレンドが継続するものとして利益23%増と仮定すると、営業利益1.5億円なり。

④その他
その他の事業の営業利益は、過去の推移から予測してザクッと1億円としておきます。

ということで、合計すると3Q単体の営業利益は10億円と試算されます。2Qまでで4.6億円の営業利益なので、3Qまでの累計だと14.6億円の営業利益です。前年の3Q累計は営業利益12.2億円なので、3Qは前年比+20%が期待できるのではないでしょうか?これが私の想定するメインシナリオです。もしこの通りになってくれたら、株価にも良いインパクトがあるでしょうね。

逆に悪いシナリオも。住宅の販売棟数予想が外れて450棟にとどまれば前年比で同じ位の利益。最悪のケースで400棟なら、営業利益は9億円程度で前年比-27%位です。今年2Qの対前年比は-42%なので、それでも改善でしょうか。

ということで、結論。
桧家の3Q営業利益は、順調にいけば15億弱で、対前年比プラスに転換。不調であれば、12億程度で前年比でトントン。最悪の場合、前年比マイナスが継続するが、比率は改善する。

ただ、仮に販売棟数が少なくて数字が悪くても、引渡しが遅れるだけで利益は遅れながらもついてきます。主力事業の受注が過去最高水準なので、当然利益も過去最高水準を狙えるでしょう。そういう理由で、結局期末の決算はいい数字が出ると思います。難しいのは消費税の影響が出る来期ですね。期末4Q決算は受注状況に要注目です。

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