吉野家HDの決算が開示されたので目を通してみました。
実績は増収減益となりまして、特に営業利益は前年比で半分以下と悲壮な数字となりました。評価損の計上など多々理由はあるのでしょうけれど、パッと見の印象はよくありません。主力の吉野家は売上はほぼ横ばいで減収、成長中のはなまるは増収増益です。ステーキどんは増収減益、京樽は増収増益です。はなまるが健闘しましたがシェアの大きな吉野家がこけてこの決算、という感じでしょうか。
一方、評価損計上で膿を出しきったということなのか、新しい事業年度では業績のV字回復を想定しているようです。何とか達成してほしいです。
私も時々吉野家やはなまるうどんで食事をします。特に吉野家はたくさんの人の腹を満たして非常に貢献度の大きい事業だと思うのですが、その割には儲かっていないように思います。オペレーションや環境の改善により適切な利益の確保ができるようになって欲しいです。