『株式投資の未来』からヒントを得て増配株投資と配当再投資を継続した結果、年間不労所得は2022年5月に600万円、2024年11月に1000万円、2026年5月には1200万円を超えました。2025年末の時点で投資勘定の純資産額は約3.45億円、2009年から2025年末までの税引前確定利益は累計で1億2204万円(配当等が6,813万円、譲渡益が5,391万円)です。

年老いたパイロットと向こう見ずのパイロット

私のお気に入りの本の一冊である「敗者のゲーム」に、こんな一節があります。

年老いたパイロットや向こう見ずのパイロットはいるが、向こう見ずで長生きしたパイロットはいない。

この本は株式投資に関する本なので、この文章は比喩であって、その言わんとするところは「勇敢すぎると相場では生き残れない」という意味だと解釈しています。投資は上手く行ったり、そうでなかったりの繰り返しです。その中で少しずつチャンスをものにして資産を増やして行くのが王道と思いますが、そのためには常に相場という土俵に残り続ける、株で大損することを回避するということも大切です。

自分の投資スタイルを顧みますと、特に株価が上昇すると変に強気になってしまう習性があるので、そういう時にはこの一節を思い出すようにしています。これは逆に言えば、投資をする人には「臆病さ」も必要な素養の一つではないでしょうか。常に臆病である必要はないですが、特に強気相場の時ほど臆病さを忘れてはいけないんじゃないかなと。これを忘れると相場の熱狂に飲み込まれてしまいます。昔ゴルゴ13でゴルゴが誰かにプロの条件を聞かれて「10%の才能と20%の努力、30%の臆病さ、残る40%は運」というセリフがありましたが、どこか通じるものがある気がします(笑)

そもそも臆病すぎる人は株式投資には手を出さないでしょうから、株式投資をする人は割と勇敢な人なんだと思います。だからこそ踊りだしたくなるような上昇相場の時でも心のどこかで「臆病さ」、言い換えれば冷静さを保つことが相場で生き残ってく秘訣だと思います。私の場合は突然の暴落に備えて普段から過度な信用買いを慎む(信用買いするのはチャンスの時だけ)、信用枠には常に余力を残しておく、利益が出たら腹八分目にしておく、というのを心掛けていますが、それでも相場の熱狂の中で臆病さを保つことはなかなか難しいです。

敗者のゲーム〈原著第6版〉

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