最近バフェット関連の本を読んだのですが、その中に印象に残るフレーズがありました。「まずまずの会社を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい会社をまずまずの価格で買う方がずっと良い」という一節です。
これは非常に重い言葉だと思いました。私はバリュー株投資を基本方針としていまして、価値と価格の乖離が大きいものを好んで買います。価値よりも価格が低い株を買えば、いつかは価格が価値にさや寄せして儲かると期待しています。実際に期待通りに動く株もありますが、思い通りにもならない株もあります。その差が「素晴らしい会社かどうか」というところから生まれているのではないかと思いました。
素晴らしい会社とは、優秀な経営陣、長期に渡り利益を稼げるビジネスモデル、揺るぎないブランド、などの要素を持っている会社を指しているようです。今後新規投資を行う場合は、ただ安いかという点だけではなく、素晴らしい会社か否かという観点も重要していこうと考えています。全部の要素を満たすのは難しいかもしれませんが、できるだけそういう要素の多い会社を選別していきたいと考えています。