本日、東証ビルで開催された桧家HDの会社説明会に参加してきました。参加者はおよそ100人くらいで、年配の方が多いですね。
アラフォーの私は鼻たれ小僧レベルです。。
さて、内容ですが、「これは!」と驚くような話はなかったです。資料はそのうちIRのページにアップされると思いますが、私的に印象に残った点を列記します。
・注文住宅事業の粗利益率は、桧家住宅>北都ハウス
・来年には北都ハウスの粗利益率も向上できると読んでいる
・北都ハウスのノウハウを取り入れて、注文住宅事業と不動産事業の連系を強化中
・駆け込み需要の反動はまだあり、10月以降の動きに注目している
・断熱材事業はリフォーム分野も開拓
・不動産事業と断熱材事業の業績予測はやや保守的と認識
・介護保育事業の業績貢献は来期以降
・売上1000億は見えてきたが、営業利益100億はまだ遠い
続いて質疑応答について。大体こんな感じでした。
Q1.東証に移ってほしい。
A1.いつまでも名証に留まるという考えはないが、時期は何とも言えない。
Q2.今後の成長戦略について。M&Aと内部成長、どちらを重視する?
A2.バランスを取ってやっていく。M&Aは財務上状況や既存事業とのシナジーを考えてやっていく。
Q3.未成工事受入金が増えているので心配。見通しは?
A3.工事の受注に比例するもので、財務的にコントロールできていれば問題ないと考える。受注に伴う預り金のような性質なので、期末の予測は現時点で何とも言えない。
Q4.株価が安すぎて損がでている。名証にいる為では?
A4.株価が上がれば儲かるというのは私(近藤社長)も同じ。頑張りたい。
Q5.保育分野で、学童クラブは利益が薄くてやらないという会社もあるが、見込みは?また、本社移転後の旧本社スペースの利用方法は?
A5.保育分野はぼろ儲けできる商売ではないが、数を集めれば利益も厚くなると考えている。自治体保育園の民間委託が増えると思われ、チャンスと思っている。他社同様、保育士不足が悩み。旧本社のスペースは、グループ会社で使用している。
毎度恒例ですが、名証上場の評判は悪く、ここに株価低迷の原因を求める株主が多いようです。逆に言えば、名証だから安く仕込めるという理屈です。しかし、もっと買いたいから、それまで東証に行くなという話は聞きません。値上期待で買って、待ちくたびれた株主が多くいそうです。ま、私もその一人なわけですが、気長に待つつもりです。配当もいいですし。
話は飛びますが、ついでに聞いてきた日本管理センター、なかなか面白そうな会社でした。暇なときに研究してみたいと思います。以上、本日の説明会のレポートでした。