04.業績モニタリング

宝印刷 平成29年5月期 第3四半期決算

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何気に私のポートフォリオの中では第4位の投資先、宝印刷の決算短信が開示されました。

売上高は3.6%増、営業利益は0.9%減、経常利益4.3%減、純利益は4.1%増という内容です。数字的には前年とほぼ同じ業績という感じでしょうか。

キャッシュフロー計算書にも目を通してみます。営業CFが12.9億円のプラス、投資CFが4.6億円のマイナス、財務CFが5.6億円のマイナスです。12.9億円稼いで、4.6億円を投資に回し、5.6億円を配当支払等にあてたので2.7億円現金が積み上がりました。前年同期では現金の積み上げは9.6億円だったので、今期は現金の積み上がりが少ないです。

前年度は通年で11億円の現金を積み上げ、うち5.6億円を配当に回しました。今期はまだ第3四半期とはいえ現金の積み上げが2.7億円と少ない状況です。現預金が62億円近くあるので減配の心配は不要と思いますが、直近の稼ぎが少ないなかで保守的な経営陣が増配をするかどうか。同社は、配当金=安定配当金+業績連動配当金という配当政策を掲げていますが、割と好決算であった前年度でも業績連動配当金らしきものはありませんでした。そんな状況下でも増配するということであれば相当株主還元を意識していることになりますが、私はやや悲観的です。いずれにせよ次回の決算開示で会社のスタンスが明らかになると思います。

同社の株式を購入したのは「株主還元を積極化します」という会社の姿勢に魅力を感じたからです。当時は村上ファンド系の株主が現れた時期でもあり、そういう対応も必要だったのでしょう。私が勝手に期待しすぎているという事情もありますが、考えていたほどの配当が期待できないということであれば、ポジションを減らすかもしれません。JTやスバル(旧富士重工業)という気になる増配株もありますので、必ずしも宝印刷に固執する必要もありませんからね。

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