04.業績モニタリング

NTTドコモ 平成30年3月期 第2四半期決算

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買い増しを考えているドコモの決算をチェックしてみました。

項目:1Q → 2Q(前年同期比)
営業収益:+2.5% → +0.5%
営業利益:-7.0% → -6.3%
純利益:-8.2% → -7.8%

通期業績予想では営業収益+3.6%、営業利益+1.6%、純利益+0.4%なので、進捗的に大丈夫かなと思うところですが、同時に開示された説明会資料を見ると「順調な進捗」とありますし、下期には一層のコスト削減を計画しているようなので、最終的には会社予想と大差ない水準に落着する可能性が高そうです。また、償却方法の変更を行ったようで、この特殊要因を除くと営業利益はほぼ横ばいですから、不測の事態が起きているということもなさそうです。

オペレーション面では、解約率が若干上昇している一方で契約数も増加しています。客単価も少しずつ伸びています。

業績面ではサプライズがないものの、3,000億円を上限とする自社株買い実施も同時に発表されたことで株価は2,700円台半ばまで上昇しています。ドコモは増配や自社株買いに積極的な姿勢が素晴らしいです。投資判断に変更はなく、配当利回り3.5%以上で買える水準にある限りは買い増ししていく方針です。

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