04.業績モニタリング

桧家HD 平成28年12月期 第3四半期決算

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米大統領選挙の結果で日本の株式市場は乱高下しましたが、そんな中で桧家HDの決算が開示されましたので分析してみました。

①全体
売上高 :61,645M(前年同期比 +18.1%)
営業利益:2,835M(+27.3%)
経常利益:2,859M(+29.3%)
純利益 :1,421M(+52.7%)

増収増益で良い数字です。買収を繰り返しているとはいえ、このご時世この業種でこれだけ売上が増やせていれば文句なしです。営業利益率は4.6%でこの季節の水準としてはここ数年で一番よいです。桧家HDは10-12月の第4四半期に売上や利益が集中するのですが、この調子で行けば今期は7%弱の営業利益率で着地できるのではと考えています。仮に6.8%として想定売上高である887億円にこれを乗ずると、予想される営業利益は60億円、ちょうど会社の業績予測と一致しています。上方修正はないかもしれませんが、今期は順調に推移する可能性が高そうです。続いて各分野ごとにチェックしてみます。

②注文住宅事業
+9.8%増収、▲29.2%減益です。減益の理由は先行投資による経費増加です。第4四半期に引き渡しが集中するので、通期では減益幅も圧縮されるものと予想します。10%増収10%減益、という感じでしょうか。受注棟数、受注高も14%増となっているので、先行きは悪くないです。

③不動産事業
何年か前までお荷物状態の分野でしたが、最近では一変して稼げるようになりました。売上は61.2%増加、利益は250.4%増加と絶好調で、明らかにビジネスモデルが変わっているようです。ただし営業利益はまだ5億円台と大きくはないので、将来的にこの倍くらいにはなって欲しいです。

④断熱材事業
日本アクアの事業領域です。売上が7.7%増加、利益が74.9%増加しました。利益増は去年が不振だった反動によるところも大きいのですが、一昨年と比較しても1.5倍になっているので、実力的には年20%台前半の利益成長率があると思います。売上増に加えて原料の自社ブランド化などの経費減が背景にあります。

⑤リフォーム事業
増収増益です。

⑥介護保育事業
経費増加をこなして増収増益です。昨年まで赤字分野でしたが、直近では利益を出せる体質に変わってきました。良い兆候です。

⑦まとめ
分野ごとにみると、主力の注文住宅事業において経費先行による減益がある以外は好調です。全社的な好調さが今回の業績を支えているようです。この調子で通期決算を迎え、来期は一層の飛躍を願いたいところです。

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