04.業績モニタリング

桧家HD決算説明資料を読んでみた

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遅れてしまいましたが、桧家HDの決算説明会の資料がアップされていたので目を通しました。気が付いたことをコメントしていきます。

・主力の注文住宅受注は、昨年後半順調に推移している。よって2013年前半の売上は悪くないと思われる。
・MAした会社は売上増加に貢献するも、利益面では何とか黒字という状況。
・ここで利益率が落ちたが、改善による伸びしろはあるということと理解。体質改善を進めてほしい。
・不動産事業は東京で苦戦。土地仕入を積極的に実施。ちゃんと捌けるだろうか、少し心配。
・断熱材は増員による固定費が重く、売上増でカバーしきれず利益が落ちた。
・一方で、2012年末には(増員しても)施工が追い付いていない、ということは業容拡大の余地大。
・新聞報道では、海外から原料を直接購入してコストダウンとのこと。これはいいニュース。
・断熱材事業の売上とか考えれば、コスト3割減で株価が100円上がってもおかしくないと思った。
・自己資本比率が高まり、財務内容は好転している。
・住宅事業の営業利益率は、前年度とほぼ同等の想定。体質改善の結果でブレるかも。
・受注が目標とどれだけ乖離するか注目。駆け込み需要はどれくらいかな。
・断熱材の利益率が弱気に思えるが、例のコストダウン見込んだらどれくらい変わるのかな。
・増配が素晴らしい。自信あるんだろうな。

つらつらと、思いつくまま書いてみました。
定款変更の件は出ていませんでした。これはちょっと気になりますね。MAの効果が利益面でハッキリと見えるのは、もう少し先かもしれないとの印象を受けました。追い風が吹いているので、業績については会社の予想は達成可能なレベルと思います。業績は徐々に拡大していくでしょうから、株価もじわじわと上がっていくものと予想します。

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