4月30日、期待の投資先、東北電力の決算発表がありました。
純利益は微妙に過去最高益に届かなかったものの、営業利益や経常利益など素晴らしい内容でした。第3四半期単体で落ち込んでいた営業利益率も、第4四半期単体では回復していてよい傾向です。
これは完全に私の憶測ですが、本当は第4四半期にもう少し利益を出せたのではないかと思います。第4四半期単体で見たとき、売上は去年と同じなのに、営業利益は20%ほど低くなっています。何かしらの費用を保守的に、前倒しで載せて、利益を少なくしたというのは考えすぎでしょうか。前期の純利益765億円は、過去最高純益796億円を意識して調整したような気がします。値上げで過去最高益というと、やはり居心地が悪いでしょうから、動機はあるんじゃないかと。
いずれにせよ自己資本比率は15%に迫り、赤字に苦しむ関西電力より高い数字です。数年前の存亡の危機からは脱しつつあり、株主としては安心できますね。徐々に配当も上げてくるでしょう。目標株価1,800円を見据えて継続保有の予定です。都合が許せば株主総会にも参加したいと考えています。