本日、生まれて初めて外国債券を購入しました。外債を組み入れた投資信託を購入したことはありますが、外債そのものを購入したのは初めてです。
購入したのは米国の長期債(ストリップス債)で、約20万円分を買い付けました。償還日は22年くらい先で、利回りは3.2%くらいです。
株式投資の未来に書いてあったと思いますが、長期的に見ると債券のリターンは株式のリターンに及ばないというのが私の基本的な認識です。確かに最近の米金利上昇により米国債の価格は下落していますが、今の債券価格が底値と言えるか微妙です。債券がインフレに弱いことも承知しており、この局面で債券を購入することが賢い判断とは言えないかもしれません。
しかし外債についての経験値を高めたいという気持ちが不安に勝り、無理のない範囲で打診買いしてみました。
外債売買は証券会社との相対取引です。購入価格と売却価格が異なり、その差が証券会社の利益になります。また、購入に際して為替手数料も必要です。そのため購入と同時に取得価格の約3.7%相当の評価損が発生しました。これがイニシャルコストに相当すると思うのですが、極悪な投資信託より高コストです。保有中にコストが発生しないのが救いですね。
タイミングを見てもう少し買い足していくつもりですが、本命は株式なので深入りしないつもりです。