野村証券から「来年から税制が変わるよ~」という案内メールが来ました。
少し先の話ですが、来年から金融所得課税の体系が変わるとのことで、外貨建MMFの税制変更を取り上げた記事とリンクする話です。
野村証券から送られてきた資料によれば、ポイントは3つあるようです。
①債券・公社債投信の売却益が課税対象になる
②債券・公社債投信と株式との損益通算が可能になる
③債券・公社債投信の特定口座での管理が可能となる
ちなみに債券とは、国債や社債のことで、外貨建てのものも含まれます。
公社債投信とは、MRFやMMFでこれも外貨建てのものが含まれます。
この税制変更ですが、私の理解では、今まであった債券・公社債投信と株式との間の壁がなくなる、というイメージです。株でも債券でも公社債投信でも、同じ扱いにするよ、という話。だから金融所得課税の「一体化」という話かと。だから外貨建MMFの為替差益にも課税されてしまう訳ですね。
債券・公社債投信の分野に残されていた「旨み」が、株式と同じ扱いとなって消滅してしまいます。公平といえば公平ですが、こういう抜け道は減る一方です。