15.節約ライフ

今年のふるさと納税

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10日程前に確定申告を終えたばかりですが、早くも次回の確定申告に備えて作戦を立てました。

来年の申告でも、私は配当控除狙いで総合課税で所得税申告しようと考えています。配当所得が多めの私は、この方法を選択するとぐっと節税になるためです。これによって配当で源泉徴収されている約15%の所得税は、(私のケースでは)過半が戻ってくるからです。

一方、住民税については、配当の申告不要制度を選択する予定です。これまでは所得税で総合課税を選択すれば、自動的に住民税も総合所得という流れでしたが、ここにきて所得税と住民税で別々の方法で申告できるということが明確化されつつあります。今回の確定申告ではメリットが少ないので見送りましたが、次回からは十分に準備のうえで住民税も別途確定申告するつもりです。

仮に配当所得が250万円、所得税率10%のケースだと、今年まではこんな感じでした。
所得税・総合課税選択で税率10%(ここは所得水準により変動)-配当控除10%=実質所得税はゼロ
住民性・総合課税選択で税率10%-配当控除2.8%=実質税率7.2%=上場株では5%源泉済みなので2.2%分は税金アップ

来年からはこんな感じになります。
所得税・総合課税選択で税率10%(ここは所得水準により変動)-配当控除10%=実質所得税はゼロ・・・(変化なし)
住民税・申告不要制度選択で税率5%・・・上場株であれば源泉済み、追加納付無し・・・以前発生していた2.2%分の納税が不要に!

住民税でも確定申告する手間が発生しますが、配当に関して2.2%分税金が下がります。配当が少ない場合には割にあいませんが、それなりに配当が多い人であれば検討してみる価値はあると思います。何もしなければ配当の20%を持っていかれる訳ですが、手間暇かければ人によっては税金が住民税の5%のみ、税金を通常の4分の1に圧縮することも可能です。

ということで、次回の住民税確定申告では申告不要制度を選択する予定ですが、この場合は住民税での課税所得が(配当が加算されない分)ぐっと減ります。課税所得が減ると、ふるさと納税の税額控除枠も減少するという副作用があります。自分の事業会社からの配当の有無は夏場になならいと読めませんが、仮に利益が少なく配当を出せない場合は2万円以上寄付すると効率が悪いという試算結果だったので、とりあえず今年は2万円のふるさと納税を実施したいと思います。業績が好調であれば配当も多く出せて控除枠も増えるので、その場合はもう2万円分ほど追加するつもりです。

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