08.取引

過去の売買損益について

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このブログでは配当や資産額の推移に関する額をアップしてきた訳ですが、あまり売買による利益追求を重視していなかったこともあって、売買損益に関する投資成績を記録してきませんでした。確かに売買損益は重視していませんし、これからも同様だと思うのですが、そんなに手間という訳でもないので年別の譲渡損益も記録していこうと考えています。

手始めに過去の記録を集めて集計してみましたが、書類が残っていないケースもありました。それでも集計してみた結果は次の通りです。

平成15年 不明
平成16年 不明・・・ただし某リース株で500万円くらい儲かった記憶あり
平成17年 -356万円・・・FTコミュニティの取引で大損害、前年利益の過半が帳消しに
平成18年 +72万円
平成19年 +103万円
平成20年 -130万円・・・別途、FXで50万失ってFXを引退
平成21年 81万円
平成22年 1万円(記録判明分)・・・確定申告実施せず詳細不明
平成23年 -42万円
平成24年 +12万円
平成25年 +363万円
平成26年 +63万円
平成27年 +107万円
平成28年 +17万円

資金難で一時ストップしていた株式投資を再開したのが平成15年頃、投資額も少なかったはずなので大きな損益はないと思います。平成16年に大儲けできたのですが、翌17年には投資歴の中で一番の大負けをしました。。

平成18年、19年はプラスでしたが、平成20年はリーマンショックで130万円の損害でした。しかしあのひどい相場の中では軽傷の部類ですね。含み損も少なくなかったと思いますが、我ながらよく耐えたなと。この時期は割と高給取りだったのでその資金で買い向かって取得単価を下げていました。それで精神的に耐えられた面もあります。それ以外にFXで南アフリカランドに投資していましたが、円高に耐えきれずどん底で50万円損切りしたのが苦い思い出です。。

平成21年からは、配当と譲渡損失の損益通算ができるようになりました。この年の譲渡益(81万円)と配当(59万円)で、前年の繰り越し損失(-130万円)はカバーできたので、リーマンショックから素早く立ち直ることができました。

平成22年は確定申告を行っていないので詳細不明です。ただ、大損していれば譲渡損繰り越し目的の確定申告をしているはずなので、それなりにプラスの成績だったように思います。

平成23年はマイナスですが、これは配当(85万円)に含み損銘柄の譲渡損を当てて税金の還付を狙った損出しであったと記憶しています。テクニカルな譲渡損失といったところでしょうか。平成24年以降はそれなりに堅調ですが、平成25年には独立資金捻出のために近年では最大規模の売却を実施したため利益が多くなりました。折しもアベノミクスの初動という時期であったのも幸運でした。という訳で現在に至るわけです。

振り返ってみると、売買益狙いで投資していた平成20年頃までは「儲けては吐き出す」の繰り返しでした。何の戦略も哲学もない人間が、過酷な株式市場で連戦連勝なんてできるわけありませんから、今思えば当然の結果です。でも当時は真剣に悩んだものです。

幸か不幸かリーマンショックが起きまして、売買に頼って利益を出し続けることの難しさに気が付きました。新しい投資スタイルを模索する中で株式投資の良書といわれる本を読み漁りまして、これだ!と思ったのが『株式投資の未来』です。この本を参考にして、現在まで配当再投資戦略を続けてきました。そしてその戦略は正しかったと自信をもって言えます。

面白いもので、売買益を狙わないようになると損をしなくなりました。もちろん相場が上向きだったという背景もありますが、無駄で乱暴な売買を減らすことが、損を出さないコツのように感じます。

譲渡損益の記録はトップページの「投資成績」にも転記しておきたいと思います。

【H29.2.26 NISA取引分が抜けていたので修正しました。】

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