NISAで200株保有中の中部電力ですが、決算短信が開示されました。
売上高 :6,312億円(前年同期比 -15.2%)
営業利益:969億円(-32.8%)
経常利益:927億円(-32.4%)
純利益 :653億円(-31.7%)
同業他社と同じような減益率ですが、売上高の減少率が目立ちます。販売電力量は-2.4%で、自動車産業での生産減が効いているようです。会社の決算説明資料によれば、経常利益の減額幅のほとんどは燃料費タイムラグ効果が剥落したことによるものとのこと。販売電力量の減少は少し気になりますが、利益面で大きな問題が発生しているということではなさそうです。
また、今期の燃料費タイムラグによる利益の見込み額が350億円から200億円に減少するということで、通期の利益が150億円分下方修正されました。他の電力会社が通期予測の開示にしり込みする中、中部電力はしかっり予測して情報開示してくれます。この姿勢は素晴らしいですね。同業他社の業績予測をする際に参考になりますからありがたいです。
年間30年配当という予想は変わらずです。業績面も姿勢もしっかりしている会社だと思うので、このまま継続保有の予定です。
そういえば、今年も中部電力の株主向けの原発見学会に応募したのを思い出しました。競争率が高そうですが抽選が楽しみです。