四国電力も本決算の開示がありました。
売上 :6,540億円(前年比 -1.5%)
営業利益:247億円(前年比 -14.8%)
経常利益:220億円(前年比 -10.3%)
純利益 :111億円(前年比 +7.9%)
減収決算です。純利益では増益ですが、営業利益ベースでは減益となりました先日の東北電力の決算が良かったので、これは意外に弱いなと感じました。
販売電力量は前年とほぼ同じですが、売電価格が燃料費に連動する仕組みなので、売上が下がるのは当たり前で驚くような話ではありません。でもなぜこれほぼ営業利益が落ちるのか腑に落ちません。決算短信を読んでみますと、修繕費や購入電力料、内容は不明ですが「その他費用」が増えていることが原因のようです。原油価格の低下に連動して費用自体は前年より減っていますが、その額がそれほどでもなかったために結局は減益という話のようです。配当は20円でサプライズはありませんでした。まあ減益決算ですから仕方ありませんね。。正直なところ期待していたほどの内容ではなく、がっかり感が拭えません。
今期も原発の稼働時期が見通せないとこのことで、売上予測のみ開示され、利益と配当は未開示です。順調にいけば数か月以内に原発が動くと思うので、その時には確度の高い業績予測も開示されるものと予想します。しばらくはじっと我慢するしかなさそうです。