今日は持ち株の決算発表が多い日なのでリリースをチェックしていました。
すると桧家HDのリリースを発見!表題に業績の修正と書いてあるではありませんか。。悪いリリースだろうか、とビビりながら資料をあけました。
内容は、1-6月の中間決算の修正でした。ポイントをまとめてみると、
・当初の計画と比較して、売上高、営業利益、経常利益を下方修正
・純利益は若干の上方修正
・修正の理由は、不動産事業が振るわないため
・注文住宅事業と断熱材事業は順調とのこと
・通期業績予想には変更なし
さて、問題はこれをどう解釈すべきかです。判断は人それぞれだと思いますが、私の率直な感想は以下の通りです。
・以前より不動産事業に不安を感じていたが、その予想が不幸にも当たった
・一番懸念していた、「1Qの営業赤字が続く」という事態はなくて一安心
・主力の注文住宅事業と断熱材事業は順調とのことで、ここも一安心
この会社は最後の四半期に業績が偏ります。会社の説明通り、通期で見れば今回の数値の修正はちょっとしたブレ程度なんでしょう。個人的には、1Qの営業赤字が一時的な現象だったことが確認できたのが嬉しい。営業赤字が定着するという最悪のシナリオが排除されたのは大きいです。
私のような中長期の人からすれば、今日のリリースはどちらかというとプラス材料だと思います。もし、5月の株価下落の原因が営業赤字決算にあるとすれば、営業黒字回復で株価アップでもいいはず。でも地合いもよくないし、そこまでは期待しないでおきたいと思います。結果として前年比較でまだ営業利益はマイナスですから、見た目は微妙ですしね。
来月の決算発表では、受注状況に着目ですね。