ヤマダ電機がヒノキヤグループの株式を買い付けるという驚きのニュースが飛び込んできました。私はヤマダ電機の株主でもあるので、ヤマダ電機が住宅関連に注力していることを知っていましたが、まさかこういう流れになるとは考えもしませんでした。
ヒノキヤグループはこれまで創業家一族が主要株主でしたが、今後はヤマダ電機がそのポジションに収まります。ヤマダ電機の介入によってヒノキヤグループの経営が迷走する可能性もゼロではありませんが、ヤマダ電機は資力のある大企業で全国展開していますから、ヒノキヤグループの信用力は向上し、今後の会社の成長にも好影響があるでしょう。少数株主的には結構なメリットがありそうな話だと思います。
TOB価格は2,000円とのことで、本日の株価1,785円と比較すると渋いなあという印象です。明日以降株価はこの水準にサヤ寄せするんでしょうか。相場歴20年ですがこういう経験は初めてでよくわかりません。
一気に持ち株を処分する気はありませんが、今は割安株がゴロゴロしているので、ヒノキヤグループが高くなる局面があれば割安株への乗り換え行うつもりです。愛着のある投資先ですが、トータルの不労所得を増やすという戦略目標を優先したいと考えています。